押すだけ簡単コリほぐし!首周りのコリを取る、セルフツボマッサージ4つ!
片手で首つかみ
右手で自分の首根っこをがっしりつかみます。
右手の親指が首の右側横にくるはずです。親指で、じっくり首の中に向かって押し込んでいきます。親指は力が強いので、首コリがある方には痛いと感じるでしょう。
首の真横の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)という筋肉を押すことができて、コリほぐしに役立ちます。反対側でも同様に行います。
両手で首はさみ
両手指を組んで、首の後ろへ回し、左右の親指で首の後ろの筋肉をはさんで、ぐるぐると押し回すようにしてマッサージをします。
腕や肩の使いすぎなどで凝ってしまった首の筋肉をほぐすのに心地よいマッサージです。
風池(ふうち)のツボ押し
両手を後頭部へ持ってきます。左右の親指を、先ほどはさんでぐるぐると押し回していた首の筋肉の脇に沿って、上へ滑らせ、頭蓋骨と首の境のくぼみに押し込みます。
ここが風池(ふうち)のツボで、首コリはもちろんのこと、眼精疲労、頭痛、鼻通りを良くするといった働きのあるポイントです。目玉の方向に向かって押し込むのがコツです。
肩井(けんせい)のツボマッサージ
右手の指先で、左肩の盛り上がっている部分の真ん中(左の肩幅の中央)を真上から押し込み、左肩をリラックスして上下に動かします。
これは肩コリの代表的なツボですが、肩を上下させることで、さらに筋の奥まで刺激が浸透します。反対側でも同様に行います。
おわりに
いかがでしたか?自分の手の届く範囲や力具合でも、充分心地よくほぐれることを実感されましたでしょうか。ポイントをつかめば、一度押しただけでもだいぶ楽になります。ぜひお役立てください。
- 出典:
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執筆者
中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…