午後の眠気を回避するために!上手なランチメニューの選び方
ランチ後に眠くなりやすいメニュー
ランチ後の眠気で仕事の進み、遅くなっていませんか?眠い→集中力が持たない→仕事の進みが遅くなり、帰りも遅くなる→自分の時間が少なくなる、とランチメニューひとつでこんな状況が起きます。
まず、以下3点のメニューでどのパターンが多いかチェックしましょう。
①パスタとサラダ
②春雨スープとおにぎり2つ
③サンドイッチと野菜ジュース
この中で一番眠くなるのは②の春雨スープとおにぎり2つです。その元凶は一見ヘルシーに見える春雨。春雨にはデンプン質が多い=糖質が多く、春雨スープ一杯の糖質量は角砂糖が6個分に相当します。そしておにぎり一個、食パン二枚も同じ糖質量です。
次に眠くなりやすいのは③。パンや野菜ジュースにも糖質が含まれますが、春雨とおにぎりよりは少ないです。そして意外にも一番眠くならないのは①。とは言え、以下のポイントはおさえましょう。
・パスタに良質なオリーブオイルを使用している
・具は魚介類、キノコ類、野菜を多く使用している
食物を選ぶだけでなく、食べ合わせも重要。ここではオリーブオイル+魚介類などのタンパク質を組み合わせる事で体内の糖質吸収を抑えるようにしましょう。またサラダに掛けるドレッシングも一見ヘルシーなノンオイルは返って血糖値を上げてしまうので逆効果。掛けるならポン酢など、ヘルシーで且つ血糖値が上がりにくい物にしましょう。
眠くなりにくいおすすめランチメニュー
炊き込みご飯おにぎり&カップ味噌汁
炊き込みの具材はミネラルたっぷりのキノコ類、タンパク質の鶏肉、鮭などがおすすめです。味噌汁は海藻類が一番効果的です。
蕎麦&肉や魚が乗っているサラダ
蕎麦だけでは体を作る栄養素が足りない為、肉や魚が乗っているサラダや汁物でビタミン類やタンパク質を補いましょう。
定食スタイルの和食
これが最も理想ではありますが、毎日のランチにはなかなか難しいのも現実です。主食、主菜、副菜、汁物のバランスを良くすることで、血糖値の急上昇を抑えるほか、よく噛んで食べる事で脳にも刺激が入り、ランチ後もボーッとせず仕事に取り組めます。
上手なランチ選びで午後もスッキリと
ランチ選びは毎日の付き物。1人で手早く摂る、みんなと食べに行く等とパターンも違う事も多い為に悩みは尽きないですよね。そんな中でこそ、今回紹介したパターンが上手く活用できるので是非お試し下さい。
- 執筆者:
- 内藤 絢