デスクワークでの集中力がアップ!椅子でできる楽軽ストレッチ
体を緩めるストレッチ
椅子で簡単「でんでん太鼓」
一番硬くなりやすい首から肩周りから行きたい所ですが、まずは体を緩めましょう。背骨から全身の強張りが取れます。ストレッチを効果的にするにはこれが肝です。椅子の座面に半分程お尻を乗せ、体をでんでん太鼓の様に左右に振ります。往復で5回〜10回行いましょう。
前後パタパタ「バタフライ」
ゴチゴチの肩甲骨、胸、背面全体が解れます。椅子の座面に半分程お尻を乗せ、一度背中をダランとさせてから吸う息で上を見上げながら胸を開き、吐く息でおへそを見ながら背中を丸めて脱力。往復で5〜10回を繰り返しましょう。
椅子で「手脚ブラブラ」
末端部が解れる事で全身がくまなく動きます。椅子に座りながら前に手脚を出して思いっきりブラブラ振りましょう。これを5秒ほど行いましょう。更にほぐしたいときは、脚と手を体から少し遠くに離した状態で同じようにブラブラ振ります。
一番硬い首回りがしっかりほぐれるストレッチ
腿の裏のストレッチ
椅子に座った状態で片脚を前に伸ばし、手のひらを腿の上に置き、吐く息で股関節から上体を斜め45度前に倒し、全身でひらがなの【く】の字を描くようにしましょう。腿の裏を伸ばすことでこの後に行う腰のストレッチの伸びよくします。
腰のストレッチ
椅子に座った状態で息を吸い、吐きながら脚のほうへ上体を被せるように体を前に倒しながら、ゆらゆら揺れてデスクワークで凝り固まった首の後ろから腰を伸ばします。
腿の付け根から腿の前のストレッチ
椅子からお尻の半分を座面から出し、腿の付け根から脚を真後へ引き、吐く息のお尻のほっぺたを前に押しながら腿の付け根から腿の前を伸ばします。猫背や腰痛、O脚の解消にも効果的です。
首回りから背中のストレッチ
肩甲骨から胸のほぐし「体側ストレッチ」
胸の前で手を握り合い、手首をぐるぐる回します。息を吸って、吐く息で手の指の付け根から手のひらを前へ押し出す。内側へ向けるを繰り返した後、手のひらを上に返して吸う息で上体を上に引き上げ、5回ほど繰り返し行いましょう。
一度息を吐いてからもう一度息を吸い、手の平を後頭部にあて、吐いてお腹の前に置くを繰り返します(肩甲骨から胸のほぐし)。これは10回ほど行うと効果的です。
もう一度、後頭部へ手を当てながら左右の肘を斜め45度に仰ぐよう、交互に動かします。最後に手のひらを上に返し、体を左右に揺らしましょう(体側のストレッチ)。巻き肩、眼精疲労にも効果的です。
胸から喉元のストレッチ
脚を腰幅で座り、椅子の背もたれの下を持ちながら胸を前に押し出す様にしながら息を吸い、喉元を斜め上に仰いで胸から喉元を伸ばし、吐く息で顎を引いて背中を丸めます。
デスクワークの合間にストレッチでリフレッシュしよう
長距離を走るマラソンでも調子を戻す為に、何度か休憩をとります。それと同じでデスクワークでも休憩は必要です。デスクワークの他、スマホ操作などで下を向くことが多くなっていると、体の後ろは開きっぱなしになり前は縮こまりっぱなしと、体内への酸素の巡りが悪くなり、頭がボーッとして集中力が持ちにくいです。座りながら簡単に体の前後+体側部を組まなく動かし、頭をスッキリさせながら集中力もアップさせてパフォーマンスを上げていきましょう。
- 執筆者:
- 内藤 絢