顔痩せマッサージの方法や注意点とは?専門家が解説します!
顔が太ってしまうその原因とは?
顔太りには、主に以下のような原因が考えられます。
1.塩分の取りすぎによるむくみ
2.水分代謝が悪い
3.筋肉のたるみ
4.脂肪の増加
5.骨格の歪み
顔が太った気がすると感じた時に、日頃の食生活に塩分が多すぎないか見直してみましょう。塩分が多く、味付けが濃いものをよく食べているのにも関わらず、水分摂取量が少ないということはありませんか?この場合老廃物が排泄されず、むくみとなってリンパ管が膨張し、顔が太ったように見えてしまいます。
年齢とともに表情筋が衰えることで、皮膚がたるみ数年前に比べてフェイスラインが丸くなったように感じたり、太ったことで脂肪量が増え、顔が丸く見えることも。噛み合わせや骨格が歪んでいると、筋肉のたるみなどにも左右差が出て太ったように見えることもあります。
顔痩せに効果的なマッサージ法を解説
顔痩せに効果的なマッサージ法をご紹介します。まずは少し顔をあげて口角をあげ、「イー」っと言いながらあご周りや首の周りの筋肉を伸ばしましょう。次に手をグーにして指の関節を使いながら、肩の付け根〜首を通り耳の下にかけて往復するように1分間流します。そして手をグーにして指の関節を使いながら、あご〜フェイスラインを1分間マッサージしましょう。
次は手をグーにして指の関節を使いながら、口角から頬を通りながらこめかみに向かって1分間流します。そして手をグーにして指の関節を使いながら、耳の付け根部分を上下に往復30秒流しましょう。
顔にマッサージオイルクリームをつけて、老廃物が溜まりやすい首やフェイスライン、耳の周りを重点的にマッサージするとスッキリしやすいです。しっかりと流し、普段から口角をあげるように意識したり、顔のリフトアップエクササイズを一緒に行うと相乗効果があります。
マッサージとともに習慣づけたい4つのこと
塩分を控え、水分をしっかり取ること
食生活において、塩分を控えて水分をしっかり取り、トイレに行くことに注意しましょう。
日頃の習慣として、むくみの原因となる塩分を取りすぎないこと、代謝を促すために水分を摂って流すことは基本です。
首や肩周り、フェイスラインを温める
首や肩周り、フェイスラインを温めることも、マッサージとともに習慣的に行いましょう。首や肩周りやフェイスラインを温めて血行促進し、こわばった筋肉をほぐすことで、顔マッサージを行った時に効果が出やすくなります。
表情筋のエクササイズ
表情筋のエクササイズを習慣的に行うことも大切です。
日頃パソコンやスマートフォンを見る時間が長い場合、なかなか表情筋を使えていないことも。マッサージと合わせて口を大きく開けたり、口角を引き締めたり、表情筋エクササイズも一緒に取り入れましょう。
顔の歪みを直す
顔の歪みを直すことも、マッサージとともに習慣づけておきましょう。
日頃から姿勢が悪い、頬杖をつく癖がある、噛み合わせが悪いと言う場合、顔の歪みが出ていることも。姿勢や顔の歪みを、プロにチェックしてもらうのもひとつの方法です。
顔痩せマッサージで注意しておきたいこと
長時間のやりすぎは禁物
顔痩せマッサージは、1日5〜10分を日々継続することが大切です。
ただし、顔痩せマッサージは1回あたりにつき長時間やれば痩せると言うわけではありません。長時間行うことで、お肌の摩擦や疲労の原因にもなります。日々の生活習慣が「顔が太って見える原因」のため、日頃からコツコツと継続して行くことがポイントです。
マッサージオイルやクリームをつけてから行う
顔痩せマッサージでは、マッサージオイルやクリームをつけてから行いましょう。肌表面を摩擦しないためにも、マッサージオイルやクリームの利用は大変重要です。
体が温まっている間に行う
入浴の合間など、体が温まっている間に行うといいでしょう。入浴中やお風呂上がりすぐなどは、体が温まっていて血行がよくなっている時間帯です。その時間に行うとマッサージで老廃物を流しやすくなり、すっきりと顔痩せできる可能性も高まります。
継続的にコツコツ行うことが顔痩せへと導く
顔痩せマッサージは、たった一度でスッキリと完全できるものではありません。日頃から継続的に行うことが重要なのです。ただし長時間やりすぎるのは、お肌の疲労や摩擦にも関わるため避けましょう。コツコツとできる範囲で細く長く継続し、顔痩せできるように努力してみましょう。
- 執筆者:
- 寒川あゆみ