「ダイエットとボディメイク」あなたに必要なのは?二つの違いを解説

2020.01.17 生活・教養/基礎知識
ダイエットとボディメイクの違いとはなんでしょうか。なんとなく知っているようで詳しくは知らない方も多いこの2つの意味。それぞれのよいところや落とし穴を知っておくと、理想の体型に近づきやすくなります。今回は2つの違いなどについてご紹介していきます。

ダイエットとは

ダイエットとは、健康維持や美容のために食事の内容や量を調節することです。健康な人が行う場合、美容目的での“減量”をゴールに取り組まれることが多いでしょう。食事の摂りすぎを見直し、栄養バランスを整えることで代謝を高め、体重を減らしていきます。有酸素運動などを取り入れて減量をサポートすることもあります。

基本的には体型のシルエットはそのまま、全身の体脂肪が同じように減っていきます。そのため、もともと体脂肪が多い部位(お腹や太もも、二の腕など)は、他の部位と同じようには減らず、ダイエットに長期的に取り組む必要があります。また、食事制限のしすぎによる栄養不足に陥ると代謝が低下し、あまり食べていないのに痩せにくく、太りやすい体質になってしまうリスクもあるでしょう。食事制限にストレスを抱えて挫折したり、目標を達成したからと食事量をもとに戻したりすると、リバウンドしやすいという特徴もあります。

ボディメイクとは

ボディメイクとは、理想の体型をつくっていくことを指します。筋トレやストレッチ、有酸素運動に取り組み、筋肉でボディラインを引き締め、メリハリをつくっていく取り組みです。筋力の低下は代謝の低下や姿勢の乱れにつながり、ボディラインを崩す大きな原因にもなります。ここにアプローチできるのがボディメイクです。脚を細くしたい、くびれをつくって腹筋を割りたいなど、目に見える目標に向かってトレーニングを行うことができ、筋力をつけることでリバウンドしにくい体をつくることができます。

ボディラインにメリハリをつけるトレーニングは代謝を高めることにもつながるため、自然と減量もできるケースが多いです。また、食事量を調節することで行う減量よりも、短期的な結果は出にくいという特徴があります。

ダイエットボディメイクは同時進行すべき

どちらかだけに取り組むよりも、両方のよいところを取り入れていくことが理想の体を実現する近道です。ダイエットだけではメリハリのないげっそりとした体型になりがちです。そこにボディメイクを加えてメリハリをつくっていくと、痩せやすい体質に整えながら、より美しいボディラインに整えることができます。逆に、ボディメイクだけに取り組んで食事の栄養バランスが乱れていては、思うように結果が出ません。食事も運動もどちらも整えていくことで、より短期間でなりたい自分になるでしょう。

ダイエットとボディメイクはバランス良く取り入れよう

自分にあった方法を選ぶことが体質改善のポイントですが、ダイエットの視点とボディメイクの視点、両者を取り入れてバランスを取れるようにするとより効率よく成功させることができます。ぜひ二つの視点を忘れずに生活習慣を整えていきましょう。

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出典:
  • fotolia

執筆者

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…

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