覚えておくと役立つ二日酔いに効くツボ!押すタイミングも重要
二日酔いに効くツボを3つご紹介
期門(きもん)
乳首から真下へ下りていき、肋骨を過ぎてすぐの場所が期門です。左右対称にあります。
合谷(ごうりく)
手のひらの、親指と人差し指のつけ根の間部分にあるツボです。
百会(ひゃくえ)
眉間から頭頂へ向かう線と、耳から頭頂へ向かう線が交わるところにあります。
それぞれのツボの効果
期門の効果
二日酔いに効くツボといって真っ先に挙げたいのが期門です。期門には肝機能を高める効果と、アルコールを分解する働きが期待できます。そのため、お酒を飲む前にも押しておくと良いツボです。
期門は左右対象に存在します。押すときは、左右の期門に手の中指の腹を当て、吐く息に合わせてツボに圧をかけます。呼吸に合わせてゆっくり数回繰り返しましょう。
合谷の効果
合谷は胃腸に効くツボで、二日酔いの吐き気を和らげてくれる効果が期待できます。胃腸の働きを整えてくれるので、消化不良時の胃もたれや吐き気にも効果的です。
百会の効果
二日酔い特有の頭痛を和らげたいときは、百会のツボ押しがおすすめ。百会は読んで字のごとく、百の(様々な)経絡が会う(交わる)場所です。頭痛以外にも、眼精疲労、自律神経を整えるなど様々な効果が期待できます。
二日酔いに効くツボを押すタイミング
ご紹介したすべてのツボに共通して、お酒を飲む前にも押しておくことをおすすめします。これらのツボには、肝機能や胃腸の働きを良くする働きがあるため、刺激することでアルコールの分解力が高まります。その結果、翌日にお酒が残りにくくなり、二日酔い予防にも役立つのです。
二日酔いになってしまったら、まずは水分を摂り、軽い伸びなどのストレッチを行ってからツボ押しをすると良いです。
二日酔いに効くツボを押す時のポイント
二日酔いに効くツボは前述した通り、できれば二日酔いにならないよう、お酒を飲む前に刺激しておくのがポイントです。
また、あまりにも二日酔いがひどく、とてもゆっくりツボ押しなんてしてられないという場合もあると思います。そんな時は、シャワーを浴びるなどして、気持ちをリフレッシュさせてからツボ押しをすることをおすすめします。
二日酔い解消・予防にツボ押しを!
二日酔いに効くツボについてご紹介しました。いずれも座ったまま押すことができるツボなので、お酒を飲む前にそっとツボ押しをし、翌日の体調管理に役立てましょう。二日酔いの心配がクリアになると、お酒を飲む時間をより一層楽しむことができますね。
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執筆者
全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!