メリットたくさん!お尻のストレッチで猫背改善やポッコリお腹を解消

2019.09.27 下半身/ストレッチ
普段あまり意識することのないお尻の筋肉ですが、実は日常生活からスポーツまでありとあらゆる場面で活躍しているんです。だからこそストレッチで緩めてあげることで、嬉しいメリットもたくさん。今回はHikaru先生にお尻のストレッチ方法と効果や注意点について伺いました!

お尻のストレッチで得られる効果

お尻のストレッチでは、人体の単一の筋肉として最も大きな大臀筋にストレッチがかかります。この大臀筋にストレッチがかかることでお尻が柔軟になり、付随する筋肉にも柔軟性が生まれます。

また、大臀筋は日常生活の動作でもスポーツでも様々な動作に使われる筋肉です。お尻をストレッチすることでしなやかな筋肉になり、怪我をしにくい安定した下半身が保てるようになります。

お尻の筋肉をほぐすメリット

お尻の筋肉がほぐれることで、周辺のそれまで引っ張られていた筋肉達もほぐれるため、腰痛の緩和猫背の改善に期待できます。

また後傾していた骨盤が立つことで前太ももの張り解消ポッコリお腹の解消、脚が上がりやすくなりスムーズな歩行ができるようになるといったメリットがあります。

お尻にある主な筋肉

大臀筋

お尻の主となる筋肉の中で最も大きな筋肉が大臀筋です。股関節が伸ばして太ももを後ろに振る動作のときに働きます。歩行、走る、ジャンプなど股関節が伸びる動作に伴い、日常の動きからスポーツまであらゆる動作の際に働く筋肉です。

中臀筋

大臀筋の上部にあり、主に太ももを外側に開く動作の時に働きます。

小臀筋

中臀筋の深層にある筋肉で、中臀筋とほぼ同じ働きをします。

立って行うお尻のストレッチ方法

STEP1:まっすぐに立つ

ヨガマットの上など、安定して立てるところに立ちます。

STEP2:片方の脚を膝の上に

片脚を反対の膝の上に引っ掛けます。数字の「4」を作るようなイメージです。

STEP3:上半身を倒す

両手の平を広げて下に向け、バランスを崩さないようにゆっくり上体を倒していきます。

STEP4:両手を床につける

マットに両手を下ろします。倒れてしまわないように気をつけてください。

POINT:椅子を使ってもOK

マットに手を下ろすのが難しい方は、椅子などに手をつくようにしましょう。

座って行うお尻のストレッチ方法

STEP1:膝を立てて座る

ヨガマットなどの上に、膝を立てて座ります。

STEP2:片脚を反対の膝へ

片方の脚を反対の膝の上に引っ掛けます。

STEP3:お尻を前の方へ

手で体を支えながらお尻を持ち上げて、下ろしている脚の踵の方へと近づけていきます。

STEP4:上半身を脚に近づける

お尻を下ろして、上体を脚に近づけます。

お尻のストレッチの注意点

お尻の筋肉は人体の単一の筋肉で最も大きな筋肉です。そのため、他の部位よりもほぐれるまでに時間がかかります。ストレッチは一瞬やって終わりではなく、深い呼吸とともに1〜3分キープすることで、体の力が抜けてしっかりとほぐれます。寝る前などのリラックスできる時間にストレッチすることをおすすめします。

お尻のストレッチでしなやかな体へ

意外にも日常生活の至る所で活躍しているお尻の筋肉。特にデスクワークなどで長時間椅子に腰をかけている方は、お尻も硬くなりやすいです。今回ご紹介したストレッチを続けて、しっかりとお尻の筋肉をほぐしてあげましょう。

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出典:
  • fotolia

執筆者

全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!

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