小顔には2つのツボが重要!効果的に刺激するコツと注意点
ツボ刺激で小顔効果が期待できる理由
顔の表情筋や肌の血流アップ
ツボ刺激によって顔の表情筋や肌の血流が上がりやすくなり、小顔効果が期待できます。
顔の血液循環が改善することで、リンパの流れも良くなる傾向に。首や肩の老廃物や余分な水分が排出されやすくなり、顔のむくみ解消にもつながります。
筋肉のコリが改善
あごのエラ張りなど、筋肉のコリが改善されるため、小顔効果の期待ができます。
パソコンやスマホの使用時間が増えると、顔の筋肉をあまり使わなくなり無表情になりがちです。そのまま放置していると、歯の食いしばりグセやあごの筋肉が硬くなり、エラ張りの原因にもなります。
筋肉のコリが取れると肌の弾力性が上がりやすく、フェイスラインがリフトアップしやすいのです。
小顔効果のツボはどこにある?その効果は?
承漿(しょうしょう)
小顔効果が期待できるツボのひとつは、承漿(しょうしょう)です。ツボの場所は、下唇の中央の真下のくぼみがあるところにあります。期待できる効果としては、あごや口周りのむくみやたるみの解消です。
あごのむくみが取れて水分代謝が上がることで、首と顔の境目がはっきりとして輪郭がキレイになります。
地倉(ちそう)
地倉(ちそう)というツボも小顔効果が期待でき、場所は口角の両端にあります。ほうれい線の予防やニキビ、吹き出物の改善、口角のリフトアップなどの効果が期待できます。
口角が上がることで若々しい印象になり、頬の位置も上がりやすいです。
ツボを刺激する方法を解説!
承漿(しょうしょう)を刺激する方法
まずは承漿(しょうしょう)のツボを刺激する方法です。
ツボに人差し指の腹で、心地よいと感じる強さで10秒間押して、ゆっくりと離してください。固定された上半身が映る鏡を見ながら、姿勢を正してツボ押しするのが理想的です。
地倉(ちそう)を刺激する方法
地倉(ちそう)というツボを刺激する方法は、人差し指の腹で、上方向へ口角を引き上げるように押してください。やや強めに30秒押してゆっくり戻すのを、3回繰り返しましょう。
皮膚が引っ張られる感じがする時は少し休憩します。口を大きく開けたり閉じたりを10回程度行うことで、口の周りの筋肉やあごの関節が緩み、ツボ刺激を行いやすくなります。
ツボを刺激する期間・頻度はどのくらいが効果的?
1日に1回以上、時間に余裕があれば、朝、晩の2回のツボ刺激が効果的です。1週間以上は続けてください。効果が感じられにくい方は、根気よく1ヶ月続ければ、徐々に顔が小さくなってくるのが分かるでしょう。
忙しくて時間がない場合、1~2日休んでも大丈夫です。再開してツボ刺激をすることで、持続的な効果も期待でき、フェイスラインが引き締まってきます。
指の腹でツボ刺激するのが飽きてきた場合は、つまようじを10本輪ゴムでまとめて、軽くポンポンとツボ刺激すると気分転換になります。ペンやツボ押しグッズなど、複数のツボ刺激法を組み合わせることで、より早く小顔に近づけるでしょう。
ツボを刺激する際に注意したい3つのこと
飲酒した時や食後すぐは控えること
お酒を多量に飲んでいる時や食後すぐにツボ刺激をすると、通常よりも血流が良くなりすぎてしまいます。
酔いが回りやすくなったり、顔がのぼせやすくなったりする場合もあるので控えましょう。
体調不良・妊娠中は避けること
体調不良の時や妊娠中のつわりがある場合も、ツボ刺激を止めた方がよいでしょう。人によっては刺激が強すぎて、気分が悪くなる場合もあるかもしれません。
入浴後に十分な水分補給をし、リラックスした状態でツボ刺激を行うと効果が高まりやすくなります。
刺激する前に手や顔を洗うこと
ツボ刺激を行う前には、手や顔を洗うことをオススメします。
その理由は、メイクしたままの顔や手洗い前では、顔のツボを刺激した時に雑菌が繁殖しやすくなるためです。毛穴の詰まりやニキビ、肌荒れの原因にもなりかねません。
ツボを効果的に刺激して小顔をゲット!
小顔に近づくためには、ツボをうまく使って刺激する方法もあることがわかりました。ツボというと場所がよくわからないという人も多いかもしれませんが、専門家からの具体的なアドバイスをきっかけにして、ツボ刺激で小顔へと着実に近づいていきましょう!
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執筆者
1975年兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯…