食欲が止まらない原因は?食べすぎてしまうときの対処法
食欲が止まらない理由
ダイエット中でストレスが溜まっている
ダイエットがうまくいかない!とご相談をいただく方に多いのが、とても真面目で真剣にダイエットに向き合っているケースです。
「食べたいけれど、綺麗になりたい」その思いで食べることを極端に我慢し、我慢すればするほど食べ物のことで頭がいっぱいになってしまい、耐えきれなくなるとどか食いをしてします、というケースが多いものです。
ダイエットは楽しさや達成感がないと、なかなかうまくいきません。好きな食べ物を完全に断つような厳しい食事制限を行うと、イライラしやすく、ストレスを溜め込み食欲が止まらなくなりがちです。
早食いのくせがある
早食いをすると、脳が満腹感を覚えるまでに時間がかかります。実際には満腹になるだけの量を摂取できているのに、早食いをしたために脳が「まだ食べられる」と勘違いし、食べすぎているのかもしれません。一般的な食事スピードの方に比べて、早食いの方は肥満度が高いというデータもあります。
食欲が止まらなくなるタイミング
極端な食事制限をしているとき
食事制限をすればするほど、「食べたら太ってしまう」「もっと減らさなくては」という強迫観念に囚われやすくなります。その一方で、つねに食事のことばかり気になってしまうでしょう。
ストレスが溜まっているとき
嫌なことを引きずったり、自分に自信を持てなくなったりして自暴自棄になりやすい方は要注意です。食べることで満たされた気持ちになり、ドカ食いを繰り返してしまいます。
生理が近い
生理の1週間前くらいから、体は妊娠のためにエネルギーをたくわえようとします。このとき脳がたくさん食べるように指令を出すため、普段よりも食欲がアップしてしまうこともあるでしょう。
食欲が止まらないときの対処法
食欲が止まらなくなったり、どドカ食いしてしまったりしたら、普段の食生活を見直すことが最優先です。
日々の食事で満足感を得られないと、せっかくダイエットのために努力をしていても続きません。食事制限がハードすぎないか、必要な栄養素をバランスよく取り入れることができているか、おいしさを感じて食べているかを確認し、次の食事から改善していきましょう。
摂取カロリーが不足することでイライラするケースもあります。必要なエネルギーを摂取したうえで運動などをプラスし、健康的にボディラインを引き締めることが大切です。
食欲コントロールのために心がけたいこと
体を動かす趣味を持つ
エネルギーを消費する安心感を得られないまま、食事だけしっかり摂ろうとすると「こんなに食べたら太るんじゃ」と怖くなり、思うように食事の調節ができません。摂取カロリーが消費カロリーを上回っていれば、当然太ってしまいます。
運動習慣があれば、「これだけ食べても動いているから大丈夫」と安心して食事できるようになるでしょう。
食事をゆっくり、味わって食べること
いくら必要な栄養素を摂取できていても、体が満足できなければ食欲は止まりません。食事を摂ってから脳に満腹感が伝わるまでには20分ほどかかります。このため1回の食事に30分以上かけて、ゆっくりと味わいましょう。よく噛むことでより満腹感を得られやすくなります。
体の仕組みを知って食欲をコントロール
「ストレスがあるから」「生理前だから」「早食いのせいで脳が満腹にならないから」など、食欲が止まらない原因をよくよく考えてみると、工夫次第でコントロールできるものだとわかるはずです。適度な運動に取り組み、時間をかけてゆっくりと食べるようにすれば着実にダイエットへアプローチできます。
食べ過ぎを繰り返すようであれば、ダイエット法が自分に合っていないのかもしれません。ハードな食事制限はやめて、自分に合った食事スタイルへ整えてみましょう。
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執筆者
がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…