胸を大きくする方法を解説!姿勢改善やマッサージでバストアップ
胸を大きくする方法はある?
正しい姿勢を保つことで、胸を支える筋肉、大胸筋(だいきょうきん)の筋肉が使われるため、胸を大きくすることも可能です。
姿勢が悪くなる原因は、デスクワークなどで長時間、背中を丸めて猫背になり、胸がたるみやすくなっていることが多いと考えられます。
姿勢を改善し、胸を大きくするには、座る姿勢を見直すことです。
胸を大きくする座り方
正しい座り方:STEP1
深くイスに座り、背すじを伸ばします。
浅く座ると、腰や背中の筋肉に負担がかかりやすく、姿勢を維持するのが困難になり、猫背になりやすくなります。
深く座ることで、骨盤の位置が安定し、ラクに背すじを伸ばせます。
背すじを伸ばすことで、アンダーバストの位置が高くなり、胸のたるみの予防にもなります。
正しい座り方:STEP2
横から見て、耳から肩が一直線上になるように座ります。
慣れない場合は、あごが前に突き出ていないか?肩が前に巻き込んでいないか?を上半身が映る鏡を見ながら、姿勢をチェックしてください。
正しい座り方:STEP3
おへそが縦になるように、お腹を引っ込めて座りましょう。
腹筋の筋力低下は、胸のたるみの原因にもなるので、意識して、お腹を引っ込めてください。
すぐにお腹の力が抜けてしまう場合は、ウエストにやや太めのベルトを巻くと、正しい姿勢を保ちやすくなります。
胸を大きくするストレッチ
リンパの流れを良くするストレッチ
首の頸部リンパ節や脇の下の腋窩リンパ節の流れを良くし、バストに栄養分が行き届きやすくなる方法です。
まず、身体の力を抜いて座り、首の後ろで手を軽く組みましょう。
次に、両肘を肩と水平になるまで開き、胸を張ってください。
胸の筋肉の大胸筋(だいきょうきん)や小胸筋(しょうきょうきん)のコリや緊張がほぐれて、ハリのある美胸を手に入れられます。
胸に脂肪を集めやすくするストレッチ
肩甲骨周囲の筋肉やわき腹、背中の筋肉をほぐし胸に脂肪を集めやすくする方法をご紹介します。
両手のひらを腰の後ろで組みましょう。この時に、両腕をまっすぐ伸ばすのがポイントです。顔を天井に向けながら、両腕を肩の方向へ徐々に上げてください。
肩甲骨周囲の筋肉、大・小菱形筋(だい・しょうりょうけいきん)、肩甲挙筋(けんこうきょきん)、大・小円筋(だい・しょうえんきん)や背中の筋肉、僧帽筋(そうぼうきん)、広背筋(こうはいきん)、わき腹の筋肉、前鋸筋(ぜんきょきん)などがほぐれ、姿勢の改善にも役立ちます。
胸を大きくするマッサージ
二の腕から脇の下へのマッサージ
左の二の腕を右の手のひらでつかみ、脇の下までもみほぐしてください。二の腕を肩の高さに上げると、マッサージしやすくなります。
右側も同様に行なってください。
深く深呼吸しながら行うことで、リンパの流れが良くなり、老廃物が排出され、胸のたるみや脇のたるみの予防になり、バストアップにつながりやすいのです。
背中のムダ肉を集めるマッサージ
左の肩甲骨の外側の脇肉を右手のひらでつかみ、左胸に向かってマッサージしましょう。
爪を立てずに、指の腹をすべらすように、もみほぐしてください。脇肉の脂肪が胸に集まりやすくなります。
右胸も同様に行なってください。
食事で胸を大きくする方法
大豆食品
大豆食品には、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする大豆イソフラボンが豊富にあり、乳腺細胞を増加させ、胸を大きくする手助けとなります。
大豆イソフラボンは、納豆や豆腐や味噌などの大豆食品に多く含まれています。
《稚乃先生からのアドバイス》
納豆に卵を混ぜて食べると、良質なたんぱく質を摂取できて弾力性のあるバストが作られやすいです。豆腐入りのみそ汁を食べるもオススメです。
複数の大豆イソフラボンが豊富な食材を一緒に食べることで、バストアップに相乗効果が期待できます。
ボロンが含まれる食材
海藻類やキャベツに含まれるボロンは、ミネラルの一種で女性ホルモンのエストロゲンや胸の脂肪を増やす働きがあります。
《稚乃先生からのアドバイス》
キャベツは、生のものを千切りやみじん切りしたものがボロンのバストアップ効果を高めます。
海藻類は、ゆで卵や鶏のささ身などのタンパク質を一緒に摂取することで、ハリのある美胸になれます。
ツボ押しによって胸を大きくする方法
壇中(だんちゅう)
壇中は、左右の乳首を高さの中央にあるツボです。
親指の腹で、3秒間、10回押したり離したりすることで、女性ホルモンの分泌を促進し、丸みのあるバストラインが作られやすくなります。
中府(ちゅうふ)
中府は、鎖骨の外側の下のくぼみの親指分下がったところにあるツボです。
親指の腹で円を描くように、1分間ツボ押しすることで、バストのリンパの流れが良くなり、乳腺の発達を促進し、バストアップにつながります。
正しい下着のつけ方でバストアップ
上半身を床と直角になるように曲げてブラジャーをつけてください。上半身を曲げることで、二の腕や背中のお肉を集めやすくなります。
次に、ブラジャーのカップの中に、指の腹で、二の腕や背中のお肉を集めてください。右胸は左手で、左胸は右手で脇肉を集めましょう。
最後に、ブラジャーのカップに胸のふくらみが収まるように、ストラップの長さを調節します。
もし、胸の食い込みがあると、バストの形の崩れの原因になるので、ブラジャーのサイズ選びにも気を配りましょう。
効果的に胸を大きくしよう
胸を大きくする方法はストレッチから食事まで、さまざまなアプローチがあります。
胸が小さくて悩んでいる方は一度、姿勢や食生活を見直してみて、できるところから胸を大きくするためのアプローチを始めてみてください。
- 出典:
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- fotolia
執筆者
1975年兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。2004年に大阪府茨木市で、Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯…