これで今夜はぐっすり眠れる♪睡眠前の寝ながらエクササイズ

2018.09.16 不眠/エクササイズ
こんにちは。頭蓋骨から健康美を伝える専門家、山口勝美です。今年の夏は本当に暑かったですね。昼間はともかく、夜になってもまだ暑いのでなかなか寝付けない。そのせいでか寝る前にスマホなんか見て、よけいに寝られなくなった。そんな経験はありませんか?夏の間だけではなく、普段から寝つきが悪い方やぐっすりと睡眠が取れない方にとっては、この状況はとてもつらいものがあります。そんな方に、寝る前にベッドの中で簡単に寝ながら出来る、睡眠前のエクササイズをお伝えしようと思います。

夜寝られないわけは・・・

季節がら部屋の気温が上がっていると、もちろん体感温度も上がっているので、交感神経が優位になってなかなか眠ることが出来ません。私たちの体は、日中は交感神経の方が優位で、夜寝るころには副交感神経が優位でなければなりません。つまり、自律神経のバランスが良くないと体のリズムが狂ってしまうんです。

自律神経は、一言で言うと内臓血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経ですが、自分の意志ではコントロールできない神経と言われます。リラックスする為には「副交感神経を優位にしましょう」とよくいわれますが、本来自然に交感神経と副交感神経は通常バランスを保ちながら働くものであります。

でも、そのバランスが崩れると、交感神経が優位になっているはずの昼間がやたらと眠い、副交感神経が優位にならなければならない夜になかなか寝れれない・・・、こんな状況になってしまう恐れがあります。

また、副交感神経だけが優位になり続けている状態は望ましくないのですが、日ごろからあまり運動をしない、長時間のデスクワークが多かったり、家族や友達などの人間関係からストレスや心身の疲れがあってリラックスする時間が無い状況の方は、特にバランスを崩しやすいと考えられます。そのため、副交感神経を優位にする時間を意識的に作ることをお勧めします。

なので、今日はそんな方に寝る前に寝たままの姿勢で、ベットの中でできる快眠法をお伝えしようと思います

寝ながら出来る睡眠エクササイズ

1、先ずは仰向けに寝た状態で、両手のひらを後頭骨に添えます。

2、息を吸いながら、足のつま先を真っ直ぐに伸ばします。後頭骨側の手は、頭を包み込むようにそーっと少し圧を加えます。

3、吐きながら、つま先を天井方向に立てます。後頭骨側の手は、さっきの状態から圧を抜きます。

これを10回ほど繰り返していきます。

後頭骨にゆるく圧をかけたり、緩めたりすることで頭部の筋膜もほぐれるので、交感神経が働きやすくなり、同時に、足首の関節も動かすので血流が末端までスムーズに流れやすくなります。

興奮して寝にくいなーって思う時に、是非やってみてください。

SNSでシェアしよう!
出典:
  • fotolia

執筆者

一般社団法人JPN美容矯正セラピスト協会代表理事
京都美容矯正専門サロン-face&bodytherapy- ナチュールミュー代表
ミス・ユニバース・ジャパン・BCキャンプ講師
美容師国家免許

続きを読む

関連記事