美しい姿勢がスタイルを決める。シンプルな服もかっこよく着こなすカラダづくり
1.首を長く見せるためのストレッチ
薄着になると、隠せない部位の一つが首。肩が上がる癖があると、首を短く見せてしまいます。ポイントは肩甲骨を引き下げ、寄せること。このストレッチで、その位置を意識づけましょう。
A. マットにうつ伏せに寝ます。両足を閉じ恥骨をマットに押し付けるようにします。
B. 鼻先を少し浮かせ、後頭部が背骨の延長線上に来るようにしておきます。
C. 両手はお尻の上で組んで肘を伸ばします。
D. 肩甲骨を寄せて下げながら上体を少し浮かせます。
2.立った状態でお腹をぺったんこにするエクササイズ
ウエストマークのファッションが主流となっています。ボトムスにシャツを入れてベルトを締めたけれど下腹がぽっこり!とならないように、立った状態でお腹を引き締めていられるようにしましょう。
A. つま先を外に向け踵を壁から離した状態で壁に寄りかかって立ちます。
B. 後頭部、肩甲骨、腰、お尻を壁に押し付けておきます。腰が壁から浮きやすいので腰を丸くするくらいのイメージで、お腹を凹ませます。
C. 内腿をしっかり寄せてお尻、お腹の力を抜かないように背伸びします。
D. 押し付けた背面が離れないように、踵の上げ下げを繰り返します。
3.しなやかな動きを作るストレッチ
姿勢が整ったら動きをしなやかにしましょう。次のストレッチは、肩や腕の力を抜き、肩甲骨を意識して動きを出すようにすれば良いでしょう。ゆっくり呼吸しながら行って下さい。
A. あぐらになり、骨盤を立たせます。
B. 両手は骨盤の横に添え、肘を伸ばして指先で床を触ります。
C. そこから腕を真横に上げながら真横に側屈し、脇の下、脇腹を伸ばします。伸びにくければ少し目線を天井に向けてみましょう。
D. 坐骨が床から離れないように両サイドの脇を伸ばします。
モデルさんと同じ洋服なのに、全然イメージが違った!と感じたら、まずは姿勢を直し、お腹を意識して立つ事を意識してみて下さい。さらに普段肩がすくんでしまったり、猫背が習慣化してしまっているならば、背中の筋肉が硬くなっているはず。
3のストレッチでしなやかな動きを作っていきましょう。薄着の季節、自分のカラダのチェックも怠らないようにして、春夏ファッションを楽しんで下さいね!
- 出典:
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- fotolia
執筆者
京都にある、ピラティスパーソナルトレーニングWakabody代表。モデル、セミナー講師。
大阪府出身。2人を出産後スポーツインストラクターを経て、2015ベストボディモデル神戸グランプリ、日本大…