ストレッチのタイミングはいつが良い?効果を高める時間やポイント
ストレッチをする効果とは?
代謝が上がる
ストレッチをすると血行が促進され、体温も上がることで代謝アップへとつながります。常にエネルギーが消費されやすい状態となるので、脂肪も燃焼しやすい身体になります。
冷えの改善
ストレッチによって凝り固まった筋肉がほぐされるため血行不良の改善が期待でき、冷えの解消へとつながります。
身体の軸を整える
身体の凝りや血行不良、姿勢の歪みが続くと身体のバランスをとりにくくなります。ストレッチは筋肉の凝りをほぐせるので、身体の軸を元に戻すよう整える効果に期待ができます。
自律神経を整える
ストレッチには自律神経を整える効果もあります。リラックスしながらゆったりと呼吸をしてストレッチをかけることで、ストレスの解消を望めます。
ストレッチの効果的なタイミングはいつ?
朝起きた直後
ストレッチのベストなタイミングのひとつは、朝起きた直後です。ストレッチの効果として期待できるのが、血行促進による基礎代謝の向上と自律神経を整えること。
身体が緊張すると血行が悪くなるので、緊張が取れやすい朝に1日の準備としてストレッチすることをおすすすめします。
寝る1時間前
日頃から生活が忙しく、身体は常に疲労を抱えている方は少なくありません。老廃物が溜まることで、むくみや代謝低下による脂肪蓄積が起こるといわれています。
寝る1時間前にストレッチをすることで身体の緊張を改善し、血行促進による代謝向上を狙います。1日の疲れを改善する目的でストレッチを行うと良いでしょう。
ストレッチの時間の目安はどれくらい?
一種目につき40秒以内
ひとつの種目を継続して行うと、ストレッチしてる部位は伸びているものの、その姿勢をとるために緊張する部位が出てきます。
その緊張が身体のアンバランスを生むため、一種目の連続時間は40秒を最長時間としましょう。長過ぎず短過ぎず、丁度良い時間を意識しましょう。
トータル15分以内
ストレッチは継続して行うことで柔軟性が向上するなどの効果を得ることができますが、長時間行えば良いものと勘違いされがちです。ストレッチするときに大切なことは、伸ばしている部位を意識すること。
今実際に伸ばしている部位がどこなのかを感じることが効果を高めるためには欠かせません。
人間が継続して集中力を高く維持できる時間は15分とされています。トータルで15分を目安にストレッチの全種目が終了するように行うことをおすすめします。
ストレッチを効果的なタイミングと時間で取り入れよう
単純に筋肉を伸ばすというものではあるものの、奥が深いのがストレッチです。正しく、そして自分に合ったストレッチ方法を習得して、理想の身体を目指しましょう。
- 出典:
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- fotolia
執筆者
BODY STYLE WORKS代表
1985年5月15日生まれ、静岡県出身
これまでのトレーニング指導やケア実績は、3,000名以上。小学生から高齢者、サッカーやバスケットなどの代表的なスポ…