我慢して一食抜いているのに太る!?そのワケとは・・・

2017.08.07 生活・教養/生活習慣
朝食や夕食は、ダイエッターが抜きがちな食事。一方で、食事を抜くことで、やせるどころか太ってしまう人もいます。食べなきゃキレイはつくれない。食事を抜くことには、摂取カロリーを減らすのと同時に、太りやすい体質を招く大きなリスクを背負うことになるのです。

食事を抜くと、代謝が悪くなる

食事を抜くと、長時間空腹が続くことになります。すると体内は「飢餓状態だ!」と判断。食事から入ってこないエネルギーを別のところからかき集めるようになるのだそう。その標的は「筋肉」。筋肉に蓄えられたエネルギーを削って生命維持のために消費するようになるのです

もちろん、エネルギーをむやみに消費しては、明日を生きることができるかどうかわかりません。すると体内は省エネモードになり、エネルギーを消費しにくい代謝の低い体質に変わってしまいます。

減るのは筋肉。脂肪は減らない!

食べないことでいち早く削られていってしまうのは、無くしたい脂肪ではなく、筋肉。あまりにエネルギー不足の状態が長いと骨まで削り取ることになります。

つまり、食べないことで減っていくのは、体脂肪ではなく筋肉や骨。いくら体重が減っても、体脂肪はそのまま、筋肉のはたらきが減退した“エネルギーを消費しにくい身体”になってしまいます。

メリハリボディを目指すなら栄養バランスを整える!

キレイなボディラインを目指すには、筋肉のはたらきを維持することが不可欠。エネルギーを消費するのも、ボディラインをキュッと引き締めるのも、筋肉のはたらきだからです。

筋肉は加齢とともに衰えていくもの。食べないことでその老化を助長してはもったないですよね。筋肉の材料である栄養素をしっかり補給し、運動で刺激を与えましょう。

全く食べないことのメリットは、なかなかあげられません。健康で代謝の良い身体に整えるためにも、3食の食事を大切にしましょう。もちろん、食べ過ぎては意味がありませんのでご用心!

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出典:
  • fotolia

執筆者

がっちり・むっちり体型がコンプレックスの“自信をもてない自分”から脱却するため「セルフトレーニングコーチ」として自身を輝かせるトレーニング法を研究・実践中。ズボラなため「隙間時間」に「サクッと」できち…

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