座るだけでお腹に効く!こっそりできる「ぽっこりお腹」撃退エクササイズ
骨盤の位置を整えて、こっそりお腹に刺激を入れ続けよう
家にいる時や、長時間の座り仕事をしていると、姿勢が悪くなってきます。仕事中ならまだ人の目があり、意識して直すことができますが、自宅にいるときはどうですか?
ついついお腹周りがゆるみ、背中や腰が丸々姿勢をとり続けていると、どんどん姿勢が悪くなり、体が固まっていきます。背中や腰を丸めたり、体の片方に重心をかけっぱなしの姿勢を続けるくらいなら、寝転んでいた方が、まだ体に負担がかかりません。
日々の姿勢は、気がつかないうちにその人の体型を作ってしまいます。背中や腰を丸めた姿勢を続けていると、お腹周りにどんどん脂肪がついていきます。それは姿勢を整える筋肉の大事な部分である、「お腹周り」を使わずにサボってしまうから。
日常の癖は無意識です。いつの間にかついたお肉に気がつくときは、数日のケアでは取り戻せないほどになっている事がほとんど。
座るだけでお腹を引き締めるヨガポーズ「ダンダアーサナ」
弛んだお腹を解消するのにオススメなのは、ヨガのポーズのダンダ・アーサナ。このポーズは、座りながらどこでも出来て、簡単です。ポイントは背骨を意識して腰を引き上げ、お腹の筋肉を使って支える姿勢を作ってあげること。早速やってみましょう。
ダンダ・アーサナ
1. 床に座り、両足を伸ばします。
2. 両手をお尻の横に置き、体を支えます。
3. 頭と背骨を意識して、頭を頭上に引き上げるようにしながら、背骨全体を軽く上方へ引っ張っていきます。
4. 腰が軽く立ち、お腹に力が自然に入る位置まで引き上げればOK!
5. 体が硬くて腰がうまく引き上げられない場合は、両足の膝を曲げ、腰が立ち上がりやすいように調整しましょう。
6. 無理が無ければ、両手を胸の前で合掌し、深い呼吸をしながらキープしていきます。
気がついた時はどこでも意識し直してみよう
どこでも出来るダンダ・アーサナは、仕事中椅子に座った状態でも行うことができます。床に座った状態と同じ方法で、頭と背骨を意識して、頭とそれを支えている背骨全体を引き上げる意識を持つだけ。
腰だけを引き上げる意識でやると、体が強張って肩や腰が凝ってしまいます。必ず頭、そしてそれを支える首から尾てい骨までの背骨全体を意識して行ってみましょう。最初は疲ると思いますが、それは日々お腹周りが怠けた姿勢をしていた証拠。怠けていた体を反省しましょう。
とは言っても無理は禁物。ストイックになる必要もありませんよ!疲れたら少し休み、再び整える。忘れていたら、思い出すたびに整える。この繰り返しで習慣にしてみてくださいね!
- 出典:
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- fotolia
執筆者
「マナヨガ」代表。ヨガ、整体、リフレクソロジー、体幹トレーニング、ストレッチメソッド等、専門家の下で学びながら実践し研究を続け、オリジナルのマナメソッドを発案。ヨガと調和させた形でレッスンを行い、心と…