ズボンがゆるくなる!?むくみ流しのヨガポーズ・マッサージ6つ

2017.06.12 むくみ/マッサージ
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。これからムシムシとした湿気の多い季節がやってきます。湿気によって体調が崩れる方や、むくみやすくなる方もいるのではないでしょうか。ヨガのレッスンに参加する方々の感想に多いのが、「履いてきた靴やブーツがブカブカになった」「履いてきたズボンのウエストがゆるくなった」つまり、むくみが取れてすっきりしたということです。蒸し暑い季節も、ヨガで快適に過ごすポイントをお伝えします。

むくみが取れていくわけ

むくみは、本来細胞から血管やリンパ管にすみやかに吸収されていくはずの、老廃物を含んだリンパ液が、細胞・リンパ管・血管の外に放り出されたまま滞留している状態です。体が冷えて循環が悪くなっていたり、運動不足で流れが滞るためです。

そこで、深い呼吸とともに無理なく体を伸ばし動かすヨガセルフケア・ツボ押しなどの適度な刺激をすることで、悪くなっていた循環が促され、むくみの原因であった細胞外の水分が血管やリンパ管へと流れ込んでいきます。

むくみを解消する腎臓の働き

血液を通して運ばれる老廃物を濾して、冷えやむくみを予防する働きに『腎臓』があります。東洋医学では、昔から腎臓の働きを整え、冷えや虚弱を防止する『腎臓』そして『腎の経絡(気)』の流れを良くすることを大切にしています。

経絡上のツボを押したり、呼吸を深め経絡を伸ばすストレッチをしたりすることで、腎臓の働きを助けて体質を改善してきた歴史があります。

経絡ヨガでむくみすっきり

それでは、腎臓の働きを助ける経絡ヨガを行ってみましょう。

・足裏の湧泉、足心から内くるぶしへのツボ押し

・内くるぶしからすねの内側の骨のきわをツボ押し

・内ももをマッサージ

・脚の内側を伸ばす、足を開くポーズ

・背中の真ん中にある腎臓の周辺を、空気をつかんだようなこぶしで軽くトントンと刺激をしたり、手のひらでさすったりする

・一番ねじりの刺激が入りやすい「腎臓」の位置を刺激するための、ねじりのポーズ

おわりに

いかがでしたか?ポカポカと体が温まり、循環が良くなってくる実感があるのではないでしょうか。細切れでも、少しずつでも、体のために続けていくと、体の循環が良くなるにつれ心もトータルですっきりして快適に過ごせるはずです。ぜひお試し下さい。

SNSでシェアしよう!
出典:
  • fotolia

執筆者

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…

続きを読む

関連記事