身長が伸びる!ヨガで引き締めながら姿勢を伸ばすポイント
背を伸ばすイメージを持つこと
イメージを持つことはとても大切です。ヨガのポーズは、様々なイメージを持ちながら行います。ここで、イメージの効果がどれだけあるか、実験してみましょう。
両手の付け根を合わせて下から順に手のひらを合わせていきます。左右の中指の長さを比べて、短い方の中指を観ながら『中指が伸びる』とイメージします。イメージできたら、再び手のひらを下から合わせていきます。
いかがでしたか?短かった中指が伸びてきませんでしたか?このように、イメージを持つと、実際に身体は応えて働くようにできています。ヨガのポーズも、イメージを持って行い、より身長が伸びるようにすることができます。
特に、立って足裏を床につくポーズは、床を押す意識を持つことで、床の反作用をもらってぐんぐん伸びるイメージを持ったり(実際に反作用はもらっています)、背骨や関節の間を引き離すイメージを持つと効果的です。
では実際のポーズをご紹介します。
体側を伸ばす三角のポーズ
1. 足を大きく左右に開いて立ち、右つま先を外へ向けます。
2. 息を吸って両腕を開き、吐きながら右膝を曲げて腰を落とします。
3. 息を吸って右肘を曲げ、吐きながら右肘を右膝に乗せて上体を斜めに倒します。
4. 息を吸いながら左腕を体側の延長へ伸ばして、手の伸びる先を目線で追い、呼吸を深く続けます。
5. 息を吸いながら体を起こし、反対側も同様に行います。
足裏で床を押した力の反作用が脚、体側を通って手先までつながって抜けるイメージを持ち、股関節や肩関節、背骨の間を引き離すイメージを持ちます。
おわりに
いかがでしたか?重力と反対の方向へ体が伸びていく感覚を味わえたでしょうか。姿勢を伸ばすインナーマッスルも使われて、体を引き締めながら伸ばすことができます。ヨガをする時にどうぞお役立てください。
- 出典:
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執筆者
中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…