“小尻”をつくると冷えが改善される!?女性に嬉しいヒップケア

2017.02.19 冷え/ケア
こんにちは。マナヨガ代表のユウカです。ヨガのレッスンをしていると、足先が冷えて夜寝つくのに時間がかかると悩んでいるという相談をよく受けることがあります。靴下を履いたり湯たんぽを利用したりと、皆さん工夫されているようですが、私がお勧めするのはお尻のコリを解して、下半身の血の巡りを良くする方法です。

お尻が凝っているとむくみや老廃物が下半身にたまる

お尻が凝る?そう聞いて驚く方もいらっしゃると思いますが、お尻は凝っています。普段あまり意識されない部分なので、ケアというと保湿やヒップアップのエクササイズ程度の認識ではありませんか?

お尻は丸く大きな筋肉群でできています。そのお尻の筋肉たちは、上半身の重みを支えながら毎日頑張っているのに、何のケアもされずに凝りを蓄積しているのです。その凝りを放置しているとどうなると思いますか?お尻の凝りや凝りの塊である老廃物が、下半身の循環を妨げてしまい、下半身全体をむくませてしまいます。

お尻の凝りを放置するとデカ尻になる

むくみや凝り、老廃物が溜まったままの足がむくみ太りをするように、お尻の凝りもお尻を大きくしてしまいます。試しにお尻をグーの手で円を描くようにお尻に押し当ててみてください。

・ゴリゴリとした感触がある。
・触ると冷たい感じがする。
・グーの手を押し当てだだけで痛い。


上記の項目に当てはある方は、お尻が凝っていて冷え性が慢性化している可能性があります。

お尻が冷え性に関係があるなんて、思ったこともなかった!この話をレッスンに来てくださる生徒さんにすると、いつも驚かれます。お尻は弾力を失うと、冷えだけでなく腰痛にも影響してしまいます。今まで無視し続けていたお尻のケアを早速始めてみたくなりましたか?

お尻をほぐす鳩のポーズにチャレンジ!

それでは早速「鳩のポーズ」にチャレンジしてみましょう。お尻周りがぐっと伸びて心地のいいポーズです。ただし、凝りが強い人には最初は痛いと感じるポーズかもしれません。その時はポーズの刺激を軽減させるように調節しながら行ってみてくださいね!

1.床に四つん這いになります。

2. 左足の膝を手と手の間に入れるように前へ出します。

3.前に出した左足の膝から足先を深く折り曲げてお尻をおろしましょう。

4.体が硬い人は膝を曲げる角度を痛くない位置まで緩め、お尻が浮く場合はお尻が床につく位置までポーズを崩します。

5.両腕で体を支えながら5呼吸ゆっくりと呼吸しながらポーズを保ってみましょう。

6.比較的刺激に余裕があるようでしたら、息を吐きながら上体を倒していきます。上半身の重みで足に預けるようにして、30秒ほどリラックスしてポーズを保ちます。

お尻をほぐすと下半身に血液が流れ出す

鳩のポーズは、お尻や下半身の柔軟性がある程度必要ですが、お尻を解すのには最適のポーズです。このポーズが難なく出来るようになる頃には、お尻も十分に解されて下半身に巡る血流が増え、冷え性が改善されやすくなります。

レッスン中にも大人気のこのポーズ。その日の体の状態によっても楽に出来る日と、固くて痛いなと感じる日と変化します。その日の状態を覚えておくと、毎日のケアの参考にもなりおすすめですよ。

お尻はできれば毎日ほぐしてあげること。寒い日は特に忘れないで!今まで意識してこなかったお尻の存在を意識して、優しく労わってケアしてあげて下さいね!

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出典:
  • fotolia

執筆者

「マナヨガ」代表。ヨガ、整体、リフレクソロジー、体幹トレーニング、ストレッチメソッド等、専門家の下で学びながら実践し研究を続け、オリジナルのマナメソッドを発案。ヨガと調和させた形でレッスンを行い、心と…

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