低炭水化物ダイエット禁止令!むしろ太りやすくなるかも・・・?
炭水化物を抜くと食物繊維が不足しがち
ごはんやパン、麺類などに豊富な「炭水化物」。消化の家庭で糖質に分解され、エネルギー源として活用されます。糖質は過剰に摂取したぶん体脂肪として蓄えられやすいため、ダイエット中は食べ過ぎに注意したいもの。
とはいえ、炭水化物は糖質だけでなく、食物繊維を摂取するチャンスでもあります。食物繊維は腸内環境を整えるために積極的にとりたいもの。炭水化物の摂取を過剰に制限することで取り入れられなくなると、やせにくい体質へと導いてしまう可能性があります。
炭水化物は悪者ではない
糖質の摂取は血糖値を急上昇させるため、健康を守る視点や老化抑制においても、過剰な摂取は避けていきたいもの。とはいえ、完全な悪者ではなく、むしろエネルギー源として重要な役割を担っています。
摂りすぎに注意したい食品であることは確かですが、完全にシャットアウトする必要はありません。食事の満足感を高めるためにも、食物繊維の摂取源としても、毎食“握りこぶし1つぶん”をめやすに取り入れましょう。
体脂肪を燃やすのにもエネルギーが不可欠
体脂肪を燃焼させるには運動が大切。その運動をするにはエネルギーが不可欠です。また、脳が活性化するのに必要な栄養素も糖質。運動効果を高めるためにも、脳のはたらきを活性化するのにも取り入れるべき栄養素です。
食べすぎには注意したいですが、全く摂らない、というのもおすすめできません。生きていく上で必要な三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)はしっかり摂取して、エネルギーをしっかり消費しましょう。
- 執筆者:
- Nao Kiyota