バストのエイジングを食い止める!習慣にしたいアウターケア【美容・マッサージ編】 バストのエイジングを食い止める!習慣にしたいアウターケア【美容・マッサージ編】
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バストのエイジングを食い止める!習慣にしたいマッサージ&スペシャルケア

セラピスト歴15年 リラクゼーションサロンでトップセラピストとして5000人以上の女性の施術を担当しながら、トレーナーとしてセラピストの育成・サロンメニューの開発に携わる。多くの女性の心身と向き合い…
2018年03月28日
こんにちは、中村ひろ美です。年齢とともに誰もが気になる、バストの変化。その変化には、女性ホルモンの分泌量が深く関わっています。一般的に、女性ホルモン分泌のピークは30歳前後と言われており、そこから徐々にその量が減ることで、肌のハリや弾力の低下、また乳腺の活性度の低下などによりバストにも変化が現れるようになります。

加齢に伴う女性ホルモン分泌の低下は、身体の自然な流れではありますが、ケアによってその変化を最小限に抑えることは可能です。今回はバストのエイジングのためのアウターケアについてお届けします。

バストのエイジングのサインはココに注目!

お顔やボディ・髪にもエイジングのサインが現れるようにバストにもそのサインは現れます。エイジングサインは無意識でいるほど、「あれ?こんなんじゃなかったよね・・・?」というようにある時突然気が付いてしまう・・・そんなイメージです。大きな変化になってから慌てるよりも、日々の意識を高めることが大切。

【エイジングのサインが現れる部位】

◆デコルテ部(バスト上部)の痩せ・削げ感
◆バストのバージスラインがぼやける(アンダー・サイド共に)
◆背中のたるみ感

バストのエイジングのサイン
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体重などに大きな変化がないにも関わらず、ブラジャーのフィット感が変わったり、カップ上部に隙間が出来るようになったり、丸みが少なく感じるようになったら要注意!早速、エイジングケアをスタートさせましょう

(背中のたるみに関してはブラジャーのアンダーベルトに乗る無駄肉撃退の過去記事をご覧ください)

お風呂で簡単エイジング対策のマッサージ法

1・まず、痩せ感・削げ感の出やすいデコルテ部はサイドからバスト上部に向かってバストサイドをを上へ内へ引き上げるようにマッサージします。特に脇の付け根のバスト上部はしっかり行いましょう!左右15回~20回ほど行います。

マッサージ
画像出典: 美LAB.

2・次に、バストを下から上へ左右の手ですくい上げるようにマッサージします。乳房の上を通過する際は強く押さえつけないように注意をして、乳房が下に落ちないように左右の手の平で上げ続けます。腹部の辺りから鎖骨に向けて位置を少しづつ上げていきましょう。

左右どちらも行います。(湯船に浸かった状態で行うと浮力でバストが浮きやすいので、おススメです。)

マッサージ
画像出典: 美LAB.

月経前など乳房にハリを感じる時期を除き、毎日のバスタイムに続けることが大切です。一つ一つを丁寧に意識を向けて行いましょう!

身体をしっかりと温めた後は、ボディクリームやバストクリームで外からの保湿をしっかり行います。

スペシャルケアでバストも美肌に!

痩せ・削げ感の防止には皮膚のハリや弾力も重要なポイントです。乾燥しがちな皮膚では、バストの重みを支える力も弱くなってしまうので、毎日の保湿に加え、月に2度ほどを目安にスペシャルケアを行ってみましょう。

1・バスト全体にオイル(マッサージなどに利用する無添加の植物オイル)または、普段使いのクリームをたっぷり塗ります。

2・その上からラップをして、さらにホットタオルを乗せ上から温めます。(写真では服の上からですが実際は素肌に乗せたラップの上から温めてください。熱すぎないよう温度に注意)

スペシャルケア
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タオルが冷め切る前に取り外し、表面に残ったオイルやクリームをバスト全体に塗り込みます。

(★授乳中や妊娠中、生理前のバストがデリケートな時期は避けるようにしましょう)

これから日差しが強くなってくると、デコルテ部の日焼けや乾燥も進むようになるのでバスト上部まで広範囲でできるとさらに効果的です。

毎日の美調整が大切

身体から突出した柔らかい乳房はエイジングサインが出やすい場所。誰もがおこるエイジングの変化は、日々の美調整でそのスピードを遅らせることができます。大きな変化を求めるのではなく、毎日のケアを大切にしていきましょう。

エイジング対策【インナーケア編】も後日お届けしますのでお楽しみに。

執筆者:
中村 ひろ美