【鼠径部】たった3分!美脚へ導くストレッチのやり方
鼠蹊部とはどの部分?
鼠蹊部(そけいぶ)は太ももの付け根部分のことを指します。鼠蹊部には大きなリンパが集まっています。
長時間のデスクワークなど同じ姿勢を続けることによって、鼠蹊部が圧迫され血流やリンパの流れが悪くなります。また骨盤は歪み、股関節が捻じれる原因にもなります。
血流やリンパの流れが悪くなると、脚のむくみや冷え、ふくらはぎのだるさを招くので注意が必要。脚がパンパンになると、下半身が太く見えたりする要因にもなります。
鼠蹊部をほぐすと得られる効果
冷えの緩和
リンパの集まる鼠径部をほぐして血流が良くなると、脚の冷えの解消が期待できます。
冷えが解消すると相乗効果で生理痛が緩和されたり、老廃物が排出されてエイジングケア効果も期待できたり、美ボディへと繋がっていきます。
むくみ緩和
大きなリンパが集まる鼠蹊部をストレッチすることで、滞ったリンパの流れを良くします。老廃物や不要な水分が排出されて、むくみ緩和が期待できます。
骨盤の歪み矯正
鼠蹊部ストレッチをすることで、鼠蹊部付近の筋肉をしなやかにします。筋肉は骨盤に繋がっているので、骨盤の歪みを正す効果も望めます。
鼠蹊部ストレッチのやり方
STEP1:脚を肩幅に開く
両脚を肩幅くらいに開きます。
STEP2:左脚を一歩前に出す
左脚を一歩前に出します。
STEP3:左脚の膝が床と90度になるように右脚を後ろに引く
左脚の膝が床と90度になるように、右脚を後ろに引きます。このとき右足のつま先が外に開かないように、つま先を正面に向けるように置きましょう。
STEP4:上半身は地面と垂直にする
上半身は地面と垂直にします。上半身は地面と垂直にまわして、前のめりになったり、反ったりしないように注意しましょう。
STEP5:上半身を軽く上下に10回動かす
上半身を軽く上下に10回動かしましょう。ふらつく場合は無理をせずに、10秒間キープを目標にしても大丈夫。右足の鼠蹊部が伸びているか意識することが大切です。
STEP6:反対側も同様に繰り返す
同様に反対側の脚も繰り返します。鼠蹊部が伸びて気持ち良い程度がベストです。やりすぎると痛める原因となるので、注意してください。
両脚それぞれ3セットずつ繰り返します。3セット終わる頃には、身体がぽかぽかと暖かくなってくる実感があるはずです。
鼠蹊部をストレッチでほぐしてみよう
鼠径部をストレッチしてほぐすと、骨盤の歪み矯正などさまざまな嬉しい効果が期待できます。今回ご紹介した方法はとても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。
脚のお悩みなどを改善していきながら、代謝の良い身体づくりを目指しましょう。
- 執筆者:
- 風間 浩美