【動画あり】スクワットは脚を太くする！？脚やせに効くエクササイズ

脚やせをしたくてネットで検索すると「どうやらスクワットで脚が締まるらしい…」。
そんな情報をもとにスクワットに取り組んでいる方も多いのではないでしょうか？しかし、実際にスクワットを行ってみると、逆に脚が太くなった・ガッシリしたという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか？実際、あなたの周りでスクワットをして脚が細くなった！という人は少ないのではないでしょうか？

そもそもベーシックなスクワットは、膝を曲げ、腰を深く落とすような動き方をするため、太ももに負荷がかかります。筋肉は、負荷がかかれば肥大（太くなる）するという特徴があるので、太ももを鍛えれば必然的に太ももは太くなります。

脚やせをしたいと思って行っていたスクワットが、やればやるほど太ももをガッシリ太くしてしまう可能性があるにも関わらず、スクワットをやりたがります。

トレーニングは時に手段が目的になりがちです。どのような方法を行うか？という事も大切ですが、まずは自分がどんな体型になりたいのか？という目的をもう一度思い出してみましょう。

前項でお伝えしたように、トレーニングは時に手段に目的になりがちです。

例えば、脚やせをしてスカートが穿けるようになりたいという目標をお持ちなのであれば、行う種目はスクワットでなくても良いわけです。わざわざ脚を太くしてしまうリスクを負ってまでスクワットに拘る必要はないわけです。

トレーニング種目にも難易度があります。なかでも立って行う種目は、比較的難易度は高めです。トレーニング初心者がいきなり難易度高めの種目で脚を太くしては本末転倒です。

まずは自分のレベルに合わせた種目で、脚やせに効果的な種目を選択することをしてみてください。

トレーニング初心者で脚やせを希望する方にオススメのエクササイズをご紹介します。忙しいあなたもスキマ時間を活用してできる脚やせ種目です。注意点などもご紹介していますので、ぜひ実践してみましょう！

《準備》
・仰向けになり、脚を肩幅に開きます。
※この時、足裏がすべて床に着いていることを確認しましょう！

・両手を天井に向け“前ならえ”の姿勢をとります。

《実践》
1. 足裏全体で床を真下に押しましょう！お尻が自然に天井方向に持ち上がるのを感じます。

2. お尻の収縮を感じるポイントまで持ち上げます。その後、お尻を床へ下ろします。

3. この動作を20回繰り返します（リズミカルに！）
慣れてきたら2～3セットを目安に行いましょう。

繰り返しになりますが、トレーニングは手段が目的になる場合が多いです。本来の目的を考えると特定の種目に拘る必要はなくなります。

このような視点を持つためには、達成したい目標を明確に定め、全体像を常に把握している必要があります。木を見て森も見るような柔軟な思考を心がけたいものですね。

以上、下半身専門パーソナルトレーナーの飯沢芳明でした。