メイクをしたまま寝ちゃった!肌ダメージと緊急アフターケア法
■メイクしたまま寝てしまうことでお肌に受けるダメージとは?
ファンデーションやアイシャドウ、チーク、アイライナー、リップなどの化粧品に含まれる成分は油分だけではなく、防腐剤や鉱物油、香料などが含まれているので、それらを長時間付け続けてているだけでもお肌にとっては負担です。
(1)メイクの色素沈着による黒ずみやくすみ、色素沈着が起きる
ファンデーションだけでなくアイシャドウやチーク、アイライナー、リップメイクなどの色素が含まれているメイク用品は色素沈着の原因になります。まぶたや唇など皮膚の薄い場所がくすんだように黒ずんでしまい、一度なるとなかなか落とすことができにくくなります。
(2)顔ダニや雑菌の繁殖がおき、ニキビの原因に
本来顔ダニは誰にでもあるので、少量は気にすることではないのですが、汚れた外気や殺菌だけではなく、皮脂やメイク汚れなどが合わさることで顔ダニが増殖する原因となります。メイクをしたままだと毛穴が詰まっている状態なので、ニキビの原因にもなりやすくなります。
(3)ターンオーバーが乱れてお肌のコンディションが悪くなる
メイクをしたまま寝てしまうと、本来であれば自然に落ちる古い角質がお肌表面に溜まります。そうするとお肌がゴワゴワしたり、くすんだように見え、お肌の透明感がなくなります。
さらにターンオーバーが乱れることで、ニキビやニキビ跡などの改善も遅くなりますし、酸化した皮脂が残っていたり、乾燥している肌表面から紫外線が侵入することでシミやシワなどのトラブルにもなります。
■早急に出来るアフターケア法とは?
(1)丁寧にメイクを落とす
メイクはしっかり落とさなければいけないですが、ゴシゴシ洗うものではありません。クレンジング剤をたっぷり手に取り、メイク汚れを浮かすように洗い流すようにしましょう。洗顔もしっかりと泡立てて、泡を転がすように残りのメイク汚れを流しましょう。
(2)蒸しタオルでお肌表面を温めて血行促進
メイクをしたままのお肌は乾燥していたりくすみが起きていているので、メイクを丁寧に落とした後は蒸しタオルでお肌表面を温めましょう。
タオルを水に濡らして絞りレンジで40秒ほど温めて、ちょうど良い温度でお顔にのせましょう。血行が促進されくすみ予防にもなり、スキンケアが浸透しやすくなるのでオススメです。
(3)化粧水+シートマスクでたっぷり水分保湿
メイクをしたままの翌日は特にお肌が乾燥している状態になりますので、化粧水数回に分けてたっぷり重ね付けしましょう。たっぷり化粧水を浸透させた後、シートマスクを活用しましょう。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿系やビタミンなどの、美白に効果のある成分が含まれているものがオススメです。
(4)乳液+クリームで油分を与えて水分を逃さない
乳液やクリームを丁寧に重ね塗りし、化粧水とシートマスクの水分を逃さないようにしましょう。お肌の中の水分と油分の量が満たされることでお肌のコンディションが整います。
(5)サプリメントや美容ドリンクなどで栄養補給
外側のケアと同じように、内側からのケアも大切です。
ビタミンBやE、Cなどのサプリメントやコラーゲンドリンクなどを取り入れて体の内側からケアすることも大切です。
(6)夜はゆっくり入浴して就寝しよう
メイクをしたまま寝ている時は体の疲労も溜まっているもの。入浴剤を活用してゆっくり湯船に浸かったり、早めの就寝をし、体全体を休めリラックスしましょう。
このように、メイクをしたまま寝てしまうことはお肌へのダメージが蓄積し、デメリットしかありません。肌の老化を早めるだけではなく、肌トラブルの原因にもなりますので、早急にアフターケアをおこなうようにしましょう。
- 執筆者:
- 寒川あゆみ