血行不良による「肌くすみ」を解消!頭皮のツボ・マッサージ
◆頭痛が原因で、お肌のくすみが悪化しやすい理由とは?
まず、パソコン操作など、長時間同じ姿勢をとりすぎていると、後頭部や首、肩の筋肉が緊張し硬くなる傾向があります。
その結果、頭痛の原因となる発痛物質が放出され、血液循環が悪くなることで、顔に新鮮な血液や栄養分が行き届きにくくなり、お肌がくすみやすいのです。
◆頭痛を予防する生活習慣
1.照明をLED電球や白熱灯に変えましょう。
蛍光灯が明るいと、視覚刺激が強くなり、自律神経の交感神経が優位になり、首や頭皮が緊張しやすくなってしまいます。明るすぎる部屋や音がうるさすぎると頭痛の原因のひとつにつながるので、寝る前は特に、照明を暗めにし、静かに過ごしましょうね。
電球色などや落ち着いた照明にすることで、リラックスしやすく頭皮がやわらかくなりやすいですよ。
2.数時間に1度は部屋を換気しましょう。
芳香剤や香りのきつい洗剤も頭痛の原因のひとつになることもあるのです。こまめに部屋を換気して、新鮮な空気を取り入れてくださいね。ごくわずかな化学物質の影響で、体調を崩すことがあるので、密閉された空間に何時間もいるのを避けた方が賢明ですよ。
3.テレビを見るときや音楽を聴くときは、やや音を小さくしましょう。
聴覚刺激を減らすことで、自律神経の働きを改善へと導き、頭痛が和らぎやすいと言われています。
◆頭痛が原因のくすみ肌を解消する!頭皮のツボ・マッサージ
仕事中、集中力が低下した時にも、頭皮のツボ押しがオススメですよ♪
1.耳の上の側頭筋をこぶしでほぐしましょう。
側頭筋は、頭の左右にある筋肉です。耳の上から頭頂部に向かって、こぶしで筋肉をほぐしてくださいね。血行を促進に導き、頬が明るくなりやすいですよ。
角孫(かくそん)という耳の上側の生え際にあるツボを起点にほぐすことで、頭皮全体の血流を改善する効果が期待できます。
2.後頭部を指の腹でもみほぐしましょう。
後頭部にある後頭筋や僧帽筋(そうぼうきん)を頭頂部から首の付け根にかけて、指の腹でもみほぐしてください。
後頂(ごちょう)という頭のてっぺん中央から親指1本後ろにあるツボからほぐしてくださいね。頭痛や不眠を改善へと導き、眠っている間に肌代謝が上がりやすいですよ。
3.首の後ろで両手を組み、頭を上に軽く引っ張りましょう。
瘂門(あもん)という後頭部の中心線上、生え際から指0.5本上にあるツボを刺激しながら、引っ張ってください。フェイスラインの血流やリンパの流れが改善し、表情筋に透明感が増しやすいですよ。
くすみ肌を改善へと導き、ピンク美肌になりましょうね!
- 執筆者:
- 横内 稚乃