人は血管と共に若返る?血流を改善して身体を温める食材
血液の巡りをスムーズに
少し前に執筆したコラムの中で、代謝を味方につけて賢くダイエットを成功させる方法として、食事誘発性熱産生の有効活用法・代謝を上げる香味野菜やスパイスなどについてお伝えしました。今回の「温かい身体づくり」は、血液の巡りにフォーカスします。
人は血管と共に若返る!?
なぜ「人は血管と共に老いる」と言われるのでしょうか?それは、血管の老化や血流の悪化は全身の細胞の「栄養不足・酸素不足・ホルモン不足」に繋がるからです。血流の悪化で老廃物をすみやかに体外へ排出できないと、体内に老廃物が溜まってしまいます。
つまり、「必要な栄養や酸素が不足して、排出したい老廃物が溜まっていく」わけですから、血管や血流の悪化は、代謝が落ちて老化を加速させる原因のひとつになる可能性があると言えるわけです。
血流を改善して身体を温める食材とは?
体温を上げるうえで欠かせないことは、血液の循環が良好であることです。血液の循環が良いと、エネルギー代謝を良好にして、身体がスムーズに温まるからです。
そこで、今回のテーマである「食事面から血流を改善して身体を温める方法」に繋がると考えられる食品をご紹介します。
まずは・・・
・DHAやEPAが豊富な、サバ・アジ・イワシなどの青魚。
・中性脂肪・内臓脂肪を減らす効果の期待されるオレイン酸豊富なオリーブオイル。
・かき・イカ・タコ・カニ・エビ・ハマグリ・シジミなどの魚介類。
・他には、アボカド・アーモンド・豆類・野菜・果物・キノコ類・海藻など。
これらをバランスよくいただきましょう。
血管をしなやかに保つために大切なコラーゲンのためには、コラーゲンたっぷりの手羽先をいただいたり、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などのタンパク質豊富な食品と一緒に、柑橘類・ブロッコリー・ケール・キウイフルーツ・イチゴ・柿などのビタミンC豊富な食品を一緒に摂ることで、体内でのコラーゲンの生成をサポートします。
昔から「1日1杯の味噌汁は美人をつくる」と言われます。朝食に温かい味噌汁があると、身体の温め効果を促してくれます。大豆製品であり発酵食品でもある「お味噌」を美味しくいただいて、血液の循環を改善して寒がり解消への一歩を踏み出しましょう。マハロ~
- 執筆者:
- OK和男