スクワットをするなら!効果を上げる椅子ストレッチ スクワットをするなら!効果を上げる椅子ストレッチ
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大流行「スクワット」をするなら!効果を上げる椅子ストレッチ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2018年03月16日
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。手軽にできて、健康増進や美容・体力アップに効果的と、ひそかに流行の兆しがあるスクワット。目的を持ってスクワットをするなら、効果を上げていきたいですよね。今回は、スクワットの効果を高めるためのストレッチ方法をご紹介致します。椅子に座ってできる、気軽なものばかりです。

スクワットには、なぜストレッチがいい?

スクワットは筋力トレーニング。ストレッチは柔軟性アップ。一見関係がないように思えますが、スクワットで関節を動かす時には、大きく動かせた方がそれだけ多くの筋肉を動員したり、強い力を使えたりするため、可動域を増やすストレッチが効果的なのです。

可動域が大きく、筋肉がたくさん使えるようになると、代謝が上がり、消費できるカロリーも増えます。

スクワットは股関節を主に使いたい運動なので、ストレッチも股関節を柔軟にしたり、しゃがみこむ動きをしやすくするストレッチをご紹介します。

スクワット
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椅子股関節前屈

椅子に腰かけて上体を倒し、足首を両手で持ちます。足首持ったまま、少しずつお尻を持ち上げていきましょう。

尾骨を天井に向け、かかとで床を押し、かかとと尾骨を遠ざけるイメージで、できる範囲でももの裏側をストレッチします。呼吸を普通に続けながら20~30秒行って、もとに戻りましょう。

ももの裏側の筋肉を柔らかくすると、スクワットでしゃがみこむ動きがしやすくなり、立ち上がる際には動力になります。

椅子股関節前屈
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股関節開きストレッチ

椅子に腰かけて、右足首を左膝に、あぐらをかくようにして浅く乗せて、右膝を外側に開くようにしながら、骨盤から前傾します。

右股関節(お尻の筋肉)が柔らかくなり、スクワットで正しいフォームで深くしゃがみ込めたり、お尻の筋肉が活性化して、立ち上がるパワーが上がるので、ヒップアップにもつながります。

股関節開きストレッチ
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おわりに

いかがでしたか?スクワットの前に行えば、代謝のアップと運動効果のアップになりますし、運動後に行えば、疲労回復を早め、運動を継続しやすくなるでしょう。ぜひお試し下さい。

執筆者:
美宅 玲子