大流行「スクワット」をするなら!効果を上げる椅子ストレッチ
スクワットには、なぜストレッチがいい?
スクワットは筋力トレーニング。ストレッチは柔軟性アップ。一見関係がないように思えますが、スクワットで関節を動かす時には、大きく動かせた方がそれだけ多くの筋肉を動員したり、強い力を使えたりするため、可動域を増やすストレッチが効果的なのです。
可動域が大きく、筋肉がたくさん使えるようになると、代謝が上がり、消費できるカロリーも増えます。
スクワットは股関節を主に使いたい運動なので、ストレッチも股関節を柔軟にしたり、しゃがみこむ動きをしやすくするストレッチをご紹介します。
椅子股関節前屈
椅子に腰かけて上体を倒し、足首を両手で持ちます。足首持ったまま、少しずつお尻を持ち上げていきましょう。
尾骨を天井に向け、かかとで床を押し、かかとと尾骨を遠ざけるイメージで、できる範囲でももの裏側をストレッチします。呼吸を普通に続けながら20~30秒行って、もとに戻りましょう。
ももの裏側の筋肉を柔らかくすると、スクワットでしゃがみこむ動きがしやすくなり、立ち上がる際には動力になります。
股関節開きストレッチ
椅子に腰かけて、右足首を左膝に、あぐらをかくようにして浅く乗せて、右膝を外側に開くようにしながら、骨盤から前傾します。
右股関節(お尻の筋肉)が柔らかくなり、スクワットで正しいフォームで深くしゃがみ込めたり、お尻の筋肉が活性化して、立ち上がるパワーが上がるので、ヒップアップにもつながります。
おわりに
いかがでしたか?スクワットの前に行えば、代謝のアップと運動効果のアップになりますし、運動後に行えば、疲労回復を早め、運動を継続しやすくなるでしょう。ぜひお試し下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子