美容整体師が教える。「外反母趾」を改善する1分美脚ストレッチ
◆外反母趾になりやすい原因とは?
まず、外反母趾とは、足の親指が【くの字】に曲がり、付け根の関節が出っ張り変形している状態のことです。外反母趾は、身体の重心が後ろになる傾向があり、かかとに体重がかかりやすくなります。
足裏には、親指の付け根と小指の付け根を結ぶ横アーチ、小指の付け根とかかとを結ぶ外側アーチ、親指の付け根とかかとを結ぶ内側アーチの3つのアーチが身体の全体重を支えています。
ところが、デスクワークなどで足の指をあまり使っていないと筋肉が弱り、浮き指になり、アーチのバランスが崩れて「かかと歩行」になってしまうのです。
◆美容整体師が教える!外反母趾を予防する靴の選び方。
毎日はく靴だからこそ、しっかりと選びたいですよね!外反母趾を予防する靴の選び方をご紹介します。
1.つま先に余裕がある靴を選びましょう。
つま先がある程度余裕があり、曲げ伸ばしが靴の中でできるものがオススメです。足の親指に、体重をかけやすくなることで、足が疲れにくくなりますよ。
2.土踏まずに違和感のない靴を選びましょう。
体重を支える足裏の3つのアーチの位置が安定し、捻挫の予防にもなります。
3.かかとが靴にフィットするものを選びましょう。
かかとが合っていないと、靴ずれの原因になり、痛みを避けるために、足先の歪みも招きやすくなってしまいます。
靴を買い直すのが大変な方は、靴下を履いて調節したり、靴ずれになりやすいところに、絆創膏を貼るのもオススメです。
◆美容整体師が教える!外反母趾の悩みを解消する1分美脚ストレッチ
足先の歪みの予防以外にも、冷え性改善効果も期待できますよ。
1.両脚を伸ばして床に座り、足の指をギュッと曲げましょう。
30秒曲げた後に、パッと足の指を30秒思い切り広げてくださいね。硬くなった足の指の筋肉がほぐれ、変形を防止へと導きます。
2.イスに座り、足の指で1分間、ハンドタオルをつかみましょう。
足の指や足の裏の筋肉(足底筋膜)が鍛えられますよ。慣れないうちは、足がつりやすくなりますが、日々練習することで、簡単につかめるようになります。
3.かかとを壁につけて、1分間つま先立ちをしましょう。
足の指先に体重がかけやすくなり、歩き方を改善に導きます。朝、出かける前や帰宅後に行うのがオススメです。
美人は足元から!今日から実践してみてくださいね♪
- 執筆者:
- 横内 稚乃