台湾やフランス、日本も。各国の様々な効能のある「お茶」
台湾のお茶
基本いつも飲むのにおススメなのは白湯ですが、体調に合わせてお茶を選び、癒しの時間を作るのもいいですね。私が台湾で修行していた時に、お茶文化を目の当たりにしました。台湾烏龍茶を飲んだ時には、烏龍茶なのに緑茶色?味も日本で飲んだ烏龍茶と違う!とビックリしました。
台湾烏龍茶は中国などの茶色の濃い烏龍茶ではなく、胃に優しい烏龍茶なのです。そもそも台湾料理は鍋や小籠包、お粥など、中華料理とは違い脂っこくないので、脂を取る効果が期待されている中国の烏龍茶や、日本で発売されている黒烏龍茶などではなく、台湾烏龍茶を飲んでいます。
台湾の方たちは、空腹時にも常に台湾烏龍茶を持ち歩いています。台湾烏龍茶は色が出なくなるまで効能があるので、台湾水筒というお茶が濃くならない便利な水筒に入れていました。
【台湾茶】
凍頂烏龍茶・・・日本の緑茶に似てビタミンミネラルが豊富。
東方美人茶・・・女性に特にオススメの美容にいいお茶。
台湾産黒烏龍茶・・・胃に優しく中性脂肪を取り除く効果が期待できるので、ダイエットや健康維持にオススメ。
黒糖しょうが茶・・・冷え性や風邪気味の人にオススメ。
フランスのお茶
フランスで学んだハーブティーの中には、なんとうがい薬にもなるマロウというハーブがありました。作り方はマグカップに乾燥マロウのお花3つに、熱湯を約200cc入れます。冷めたらそのままうがいします。
マロウには別名「夜明けのハーブティー」とも言われています。なぜならマロウはもともと紫のお花ですが、熱湯を注ぐとブルーになりそこにレモンを注ぐとピンク色に変わるのです!まるで夜から朝の夜明けを迎えたカップルみたいと「夜明のハーブティー」と名付けられられています。ロマンチックな演出にもぴったりですね。
韓国のお茶
韓国には占いのようなお茶があります。その名も「五味子茶(オミジャチャ)」。お土産用にティーパックで売ってたりします。乾燥した粒と水を注ぎ、約8時間冷蔵庫に入れたものを飲みます。一体どんな味がするのでしょうか?実は、感じた味によってその悩みを修復してくれるお茶なのだとか。
苦味・・・心臓・血液不足・むくみ
甘味・・・脾臓・子宮・疲労
酸味・・・肝臓・ストレス
塩味・・・腎臓・下半身の冷え・むくみ
辛味・・・肺・気管・体力低下
日本のお茶
どくだみ茶は体の毒を出すと言われ、健康を維持したい人にオススメです。緑茶も良いですがカテキンが強いので、15時を過ぎたら番茶や焙じ茶など、カフェインやカテキンが無いものをセレクトしましょう。
お茶は茶渋が歯に付いてしまうと黄ばみの原因のひとつになるので、お水ですすぎながら飲むのをオススメします。ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。
- 執筆者:
- Matty