美脚を諦めない!スラッと伸びる脚は足首と股関節で作る 美脚を諦めない!スラッと伸びる脚は足首と股関節で作る
画像出典: fotolia

【動画あり】美脚を諦めない!スラッと伸びる脚は「足首・股関節」でつくる

京都にある、ピラティスパーソナルトレーニングWakabody代表。モデル、セミナー講師。 大阪府出身。2人を出産後スポーツインストラクターを経て、2015ベストボディモデル神戸グランプリ、日本大…
2018年03月07日
もうすぐ露出の季節がやって来ますね。そろそろ夏の準備を始めておくと、ゴールデンウィーク頃になって焦ることもないですよ。もも周りやふくらはぎが気になるなら、今から地道にコツコツとエクササイズを始めていきましょう。

1. 足首を動かしやすくしておく

まずは椅子や床に座り、足首を回します。軽く回すのではなく、脛や、ふくらはぎの筋肉を使ってゆっくり、しっかり回しましょう。回し終わったら一度足首を曲げてみて、膝が曲がっていない事を確認します。

どうしても曲がってしまう場合は、かかとを押し出すようにして膝の裏を伸ばしておきましょう。足首を曲げる時に膝が曲がってしまう癖を取る事で、前ももの使いすぎを防ぎます。

2. まっすぐな脚を作るためにねじれを正す

O脚やX脚は歩きぐせなどにより、膝を支点にして、ねじれが生じるため。次に行うのは、そのねじれを正すためのエクササイズです。ぐらつきやすいので、カウンターなどに手を添えて行って下さい。

A. 足幅をこぶし一個分空けてまっすぐ立ちます。この幅で内ももにクッションやボールを挟み、内ももを使って前に押し出すようにします。この時お腹が飛び出て、前ももに体重を乗せてしまわないように、おへそで背中を押すようにしておきます。

B. 上半身が傾かないように足首を曲げます。同時に膝も曲がりますが、膝はまっすぐ前を向けるようにします。膝の延長線上には、足の中指が来るようにまっすぐ曲げましょう。

C. 次に、足の指の付け根をしっかり使って踵を上げます。ボールやクッションを内ももで挟んでおくと膝の向きが安定します。

これを10回ほど繰り返しますが、上半身の重みを股関節に乗せるようにしましょう。そして、足が内側に倒れないように注意します。

3. 股関節と足首のエクササイズ

次のエクササイズは2.の動きからの流れで行います。

A. 少し屈伸し、踵を上げたらそのまま膝を伸ばします。しっかり親指の付け根で床を押し、上から引っ張られている意識で伸び上がりましょう。お尻とももの付け根あたりをギュッと寄せ、お腹も薄く保ちながら行うとぐらつきにくくなります。

B. 内ももを使って背伸びしている感覚が掴めたら、踵をそっと床に下ろします。内ももの感覚がわかりにくければ、挟んだクッションやボールをしっかり挟むと良いでしょう。

この流れを10回ほど繰り返すうちに、足首が曲がっている状態の時はすねを、背伸びしているときはふくらはぎ全体を使っている感覚が掴めます。普段アンバランスに使っている筋肉をバランスよく使う癖をつけると、美脚へ繋がりますし、次第にむくみも取れやすくなります。

すぐに実践できる、立った状態でのエクササイズです。ぜひ日常的に行ってみて下さいね!

執筆者:
wakana