【美容鍼灸・整体師が伝授】睡眠の質を上げて「痩せ体質」になる方法
◆睡眠不足が太りやすくなる理由とは?
睡眠不足になると、食欲を抑えるホルモン(レプチン)の分泌が減り、食欲を増進するホルモン(グレリン)が増えてしまうことが考えられます。つまり、短時間睡眠は、過食を招きやすく太りやすくなるのです。
しかも、グレリンが増えると、脳に、揚げ物などの高カロリーの食べ物を摂取するように指令が出やすくなり、余分な脂肪をため込みやすくなります。
◆睡眠の質を上げて痩せ体質になる方法
7~8時間睡眠が理想と言われていますが、眠りが浅いと睡眠の質が低下してしまうのです。生活習慣を見直して、睡眠の質を上げましょうね!
1.日中の空いた時間に、身体を動かしましょう。
事務職の方は、1日中座りっぱなしで、活動不足になりやすいのです。お昼休憩の時に、5分でも散歩するなど身体を動かしてくださいね。日中に適度な運動をすることで、夜に自然な眠けを誘いを導きます。
2.夜更かしをした翌日は、10分間昼寝をしましょう。
昼食後は、眠たくなりやすい時間帯で、集中力が低下する傾向があります。短時間の昼寝で、疲労回復効果が期待できるのです。座ったままの姿勢が、昼間の熟睡を防止できますよ。
多忙で寝る時間がないときは、1分間だけ目を閉じましょう。わずかな時間でも、眠けが吹き飛びやすいですよ。ただし、30分以上の昼寝は、夜の睡眠の妨げになるので注意してくださいね。
3.枕元にスマホを置くのはやめましょう。
スマホなどの液晶画面の強い光を浴びることで、脳の交感神経が刺激されて、覚醒状態になってしまいます。夜になると眠くなるのは、暗さを感知した脳が睡眠ホルモン(メラトニン)を分泌するからと言われています。メラトニンは、体温や血圧を低下させ、睡眠へと誘導しやすいのです。
寝る直前に、明るい光の刺激を受けると、脳は、昼間と勘違いして、メラトニンの分泌を控えてしまいます。そのことで、眠りが浅くなりやすいのです。どうしても、メールの受信が気になってしまう方は、「スマホを足元に置く」のがオススメです。それだけでも、脳から離れた場所となり、熟睡しやすくなりますよ。
◆美容鍼灸師が教える、睡眠ダイエットを手助けする3つのツボ
1.湧泉(ゆうせん)
足の裏の中央のやや上にあるくぼみにあるツボです。全身の血行改善へ導き、リラックス効果が期待できます。お風呂上りに親指で強めに押してくださいね。足がポカポカに温まりやすいですよ。
2.失眠(しつみん)
かかとのふくらみ中央にあるツボです。不眠やイライラなどの神経症を改善へと導きます。お風呂上りにこぶしで軽く10回ぐらい押してくださいね。
3.天柱(てんちゅう)
首の後ろの髪の生え際、2本の太い筋の外側にあるくぼみにあるツボです。疲労回復や、ストレス解消効果が期待できます。左右の親指で、数回押したり離したりしてくださいね。うとうと眠たくなりやすいですよ。
睡眠の質を上げて、寝ている間に痩せボディに導きましょうね!
- 執筆者:
- 横内 稚乃