バストは育てるより“活かす”!本来の姿を取り戻すバストケア法
特に身体が出来上がったオトナ女子世代のバストケアは、思うように効果が出なかったり、変化を感じられなかったり・・・。せっかく取り組んだケアも様々な理由でやめてしまう女性は少なくありません。セルフケアは日々の積み重ねが大切。だからこそ、少しでも変化が楽しめる・続けたいと思える、今日はそんなバストケア法をお届けしたいと思います。
オトナ女子のバストはそう簡単には育たない!?
バスト、特にサイズを現す乳房の発育は女性ホルモンと密接な関係があります。女性ホルモンが低下を始める世代の女性がバストを育てようとしても、そうは簡単にいかない理由がここにあります。
もちろんバストのサイズは個々の体質や体型などにも左右されますが、育てるとなれば時間と努力が必要になります。特にバストだけ!となると思うようにはいかないものですよね・・・。
だからと言ってバストアップを諦めることはありません!育てるより活かすことに意識を向けてみましょう。
バストは他の部位からの影響を受けやすい場所
サロンやレッスンにお越しになるお客様を通して感じていることでもありますが、自分の持つ本来のバストの姿を活かしきれてない方が非常に多いのです。どういうことかと言いますと、バスト周辺の環境に影響され、バストが本来の姿を失っているのです。
例えば・・・
・反り腰
⇒胸郭が裾広がりになるため、バストも下へ横へと流れやすくなってしまう。
・猫背や姿勢の乱れ
⇒デコルテ部が硬く縮こまることで、バスト上部の痩せ感や削げ感が出やすくなる。
・バストサイドの硬さ
⇒バストが横に引っ張られ、離れ乳になりやすくなる。
そのほかにも、背中の硬さ・骨盤のゆがみなど、バストという2つの柔らかな膨らみは、様々な部位からの影響を受けてしまうのです
バスト本来の姿を取り戻す簡単ケアをご紹介します!
バスト周りの環境が整ってくると、バストが本来の姿を取り戻し、形や位置、サイズなどに変化が現れるようになります。
今回はバストサイドとデコルテ部のマッサージ法をご紹介します。バストが中央に寄りやすくなったり、バスト上部の硬さが軽減されてくるのを感じてみてくださいね!
バストサイドのマッサージ法
バストサイドのに硬さやこわばりがあると、バストが横へ引っ張られ、バストが左右に開きがちになってしまいます。
バストと反対側の手で指の腹全体を使って、バストサイドを円を描くようにマッサージしていきます。少しずつ位置をずらしながら、ゆっくり丁寧に片側30秒ほど行います。反対側も同様に。
くれぐれも乳房内をマッサージしないように気を付けてくださいね。
デコルテ部のマッサージ法
姿勢の乱れや猫背などが主な原因となりますが、デコルテ部が硬くこわばってくると、デコルテ部が硬くなり、バスト上部のふっくら感が失われる原因となります。
バストを下から優しく支え、反対の手の指の腹でバストサイド同様に円を描くようにマッサージします。デコルテ全体を行いますが、特に腕の付け根側はしっかりと行います。
皮膚表面をマッサージするのではなく、その下の筋肉をほぐすイメージでじんわりしっかりと。片側30秒を目安に、反対側も同様に行います。
この時も乳房内はマッサージしないように気を付けてくださいね。
入浴タイムがおススメです!
バストサイド、デコルテ部、どちらのマッサージも入浴タイムがおススメです。クリームなどをつけて行うとすべりが良くなり、しっかりとマッサージが出来なくなってしまいます。湯船に浸かりながらマッサージを行い、お風呂上りのお仕上げとしてクリームなどで保湿をしましょう。
また、月経前などバストの張りが強く出ている時は、バストへの刺激を防ぐためにもマッサージはお休みしてくださいね。
オトナ女子世代のバストケアには地道な継続が必要ですが、少しでも近道を見つけて、変化を楽しめるようになると、ケアを続けることのきっかけになるのではないでしょうか?
身体もバストも愛情をかけた分、必ず変化をみせてくれます。習慣化することで、これから先の綺麗も手に入れていきましょうね!
- 執筆者:
- 中村 ひろ美