髪の毛のパサつきを抑えて「うるおい美髪」になるツボ・頭皮マッサージ
◆乾燥しやすい冬に、髪がパサパサになる理由とは?
湿度が低下する冬は空気が乾燥し、なおかつ暖房の温かさで髪の毛の水分が蒸発しやすくなるのです。髪の毛の水分量が少なくなることで、栄養分が行き届きにくくなり、枝毛や切れ毛の原因にもなります。
また、30代以降になると女性ホルモンが減少し、髪の毛のツヤがなくなってくることも関係しています。女性ホルモンのうち「エストロゲン」には髪の毛を美しく保ち、成長する促進する働きがあるのですが、加齢によりこのホルモンが低下することで、髪トラブルが起きやすいのです。
◆頭皮の乾燥を予防する3つのコツを教えます!
アラフォーの私も、予防に力を入れています。
1.38度のぬるま湯で、髪を洗います。
42度以上の熱すぎるシャワーでは、頭皮の皮脂や髪の毛のキューティクルを傷めてしまうので控えてくださいね。熱いお湯で洗うと頭皮の乾燥が悪化してしまう傾向があるのですよ。
2.シャンプーの使用は、1日1回までにしましょう。
髪の毛の洗いすぎは、髪と頭皮に必要な脂分まで奪う原因となります。そのことで、新陳代謝が低下し、ふけやかゆみ、炎症が起こりかねないのです。お湯で洗うだけでも、汚れの80%は落ちると言われているのですよ。
3.髪を洗った後に、蒸しタオルを頭に5分間、置きましょう。
湯船につかりながら、頭に蒸しタオルをのせることで、血流の改善が期待できます。そのことで、髪に栄養分が十分届きやすく、潤いを与えやすいですよ。
◆美容鍼灸・整体師が伝授!うるおい美髪になるツボ・頭皮マッサージ
仕事の合間や休憩時間、寝る前などにぜひ試してくださいね♪
1.百会(ひゃくえ)
頭のてっぺんにあるツボで、左右の耳を結ぶ線と、眉間の中央から伸ばした線が交わるところにあります。両手の中指を重ねて、強めに30秒間押さえてくださいね。数回、刺激することで頭皮の血流を改善へと導きます。頭痛やめまいの予防効果も期待できますよ。
2. 神庭(しんてい)
おでこの髪の生え際から親指半分上にあるツボです。ツボを上方向に向かって、親指の腹で押してくださいね。10回ぐらい、ゆっくりと連続で押すと、鼻の通りも良くなりやすいです。
3.風池(ふうち)
首の後ろ中央から指一本外側にあるツボです。 親指と人差し指で首をつまむように押すと、後頭部の筋肉がほぐれ肩こりもラクになりやすいです。心地よい強さで、1~2分長めに押してくださいね。ストレス解消効果が期待でき、頭皮の血行が良くなりやすいですよ。
髪の老化は、老け顔の原因にもなりかねません。すき間時間に、頭皮ケアをして美髪を手に入れましょうね♪
- 執筆者:
- 横内 稚乃