ダイエット成分「ビタミン」が 痩せ効果を高めるワケ
ビタミンとは?
ビタミンは、エネルギー源になったり、身体をつくったりする成分ではありませんが、体内のはたらきを整える重要な役割を担っています。
ビタミンの種類は多く、それぞれのはたらきも多岐にわたりますが、代表的なものに、食事から取り入れた栄養素の代謝をサポートするはたらきがあります。
つまり、取り入れたものを上手に体内で活用するための"潤滑油"のような存在。ビタミンは体内でつくることができないため、食事で三大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)と共に摂取することで、それらのはたらきをスムーズにすることができます。
ビタミンは調理の過程で失われてしまうことも
水溶性・脂溶性の2種類に分類できるビタミンですが、特に水溶性のものは加熱調理の過程で失われやすい特徴があります。
ビタミンは様々な食材に含まれていますが、中でも生で食べることができる野菜や果物に含まれるビタミンは貴重。生野菜サラダやフレッシュなフルーツは、ビタミンを壊すことなく丸ごと摂取することができます。
健康維持やダイエットで野菜や果物が語られることも頷けますね。
料理に
ビタミンは、そのものが肌や筋肉をつくったりエネルギーを生み出したりするわけではありませんが、細胞を再生するはたらきをサポートしたり、食事で取り入れた栄養素をエネルギーに変換するのをサポートしたりするお助け成分。取り入れた栄養素をスムーズに活用するために欠かさず摂取したい栄養素です。
体内で作られないものだからこそ、日々の食事内容を見直していきたいですね。
- 執筆者:
- Nao Kiyota