冬太りをなかったことに!「やせスイッチ」をONにするエクササイズ
お腹と股関節周りを刺激してスッキリ下半身を手に入れよう
お客様に「やせたい部分はどこですか?」と聞くと、ほとんどの方から「お腹」「下半身」という言葉が返ってきます。そして、このお腹や下半身に脂肪がついたり、筋肉がたるんでしまう原因にはある共通点があります。それは「股関節をしっかりと動かしていない」ということです。
股関節周辺には、体幹部を支える背骨、骨盤と下肢の大腿骨をつないで、姿勢の要(かなめ)となる筋肉が集中しています。一日中デスクワークなどで座りっぱなしの生活だと、この部分の筋肉はほとんど使われないため、衰えてしまって、ポッコリお腹や下半身太りの原因となってしまうのです。
お腹の部分は、腹直筋や内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋などの筋肉で内臓や背骨を支える役割を、背骨、骨盤と大腿骨につながる大腰筋や腸骨筋などは骨盤をしっかりと立て、姿勢を安定させる役割をしています。
そして、この部分には大きな血管やリンパ節なども集中しているため、十分に動かしていないとお腹や下半身の血流やリンパの流れが滞りがちになるのです。そうすれば、むくみや冷えなども起こしやすくなってしまいます。
暖かい室内で簡単に出来るエクササイズで、股関節をしっかりと動かして春に向けてスッキリ下半身&代謝を上げて、冬太りをなかったことにしましょう!
1.仰向けになり、両脚を揃え膝を曲げて骨盤の真上にセットします。
2.息を吸いながら、膝を伸ばて片脚を持ち上げます。
3.息を吐きながら、お腹に力を入れた状態で脚を伸ばして止めます。
脚を止める位置は、床とかかとの距離が30㎝程のところです。この時、腰が床から浮きやすいので注意しましょう。また1の位置に脚を戻し、反対の脚も同じように行ないます。左右交互に10回、それを1~3セット行なってみましょう。
筋力のない方は、まずはゆっくりとしたリズムで1セットから。腰痛のある方は、無理のない程度の回数、セット数で!痛みのある場合は中止してください。
終わりに
このエクササイズは、肥満、冷え、むくみの解消につながります。是非、時間を見つけてこまめに行なってみて下さい。継続は力なり!
- 執筆者:
- 鳥越 玲子