歩き方で損してない!?「ウォーキングレッスン」経験者と未経験者の違い
大きな影響力を持つ小さな違い
あなたが過去にウォーキングレッスンへ通ったことがあれば、思い出してみて下さい。(未経験の人は、ぜひ想像してみて下さい)
ウォーキングレッスンの経験者と未経験者の違いとは?どんな違いが目立つでしょうか?長年のウォーキング指導の現場で私が思うことは、実は・・・山盛りあります!大きな影響力を持つ小さな違いがたくさんあります。
中でも分かりやすい違いを2点ピックアップすると、「身体の張り」と「身体のブレ」です。
身体のブレが引き起こす好印象の損失
今回は「身体のブレ」について、解消法をマスターしていきましょう。まずは、経験者と未経験者の身体のブレの違いを発表します。
ウォーキングレッスンに長く通っている人は、前後・左右・上下への身体のブレが少なくなり、パっと見た時の第一印象で「綺麗に歩いている」ように見えます。
一方、ウォーキングレッスン未経験の人や、新しく通い始めたばかりの人の歩き方は、ブンブン・ブラブラ・フワフワと、身体がブレています。そうなると、パっと見た時の第一印象はどう変化すると思われますか?
不安定感・情緒不安定・だらしない・頼りない・落ち着かない・未熟・・・、なんだかあまりいい印象は受けません。こんなところで、知らないうちに「損」をしてしまうこともあるのです。
姿勢は口ほどにものを言う
初対面の人が「出逢い」を求めて集うパーティへ参加したとしましょう。あなたの左側の視界には、「姿勢の良さから、清潔感やスタイルの良さが醸し出される人」そして右側には、「絵に描いたような猫背姿勢で、口を膨らませてねぶり箸で食べ物をむさぼり続けている人」。
右側は生理的に受け付けずに、(もちろん、自由奔放に食事にがっつく生命力に惹かれる人も少数いるかもしれませんが)あなたは左側へ歩み寄るのではないでしょうか? 人は本能的に視覚情報から大きな影響を受けとっているのです。見た目に現れたその人の内面を見逃しません。
だからこそ、ウォーキングレッスン経験者と未経験者に見られる違いを参考にして、普段の歩き方も改善するよう意識していくことをお勧めします。
簡単な意識でブレを解消
ブレを減らして印象を改善する3つのOKポイントをご紹介します。
1:自分の歩く姿を動画撮影して、客観的にどんなふうにブレているのかを把握しましょう。
2:気づいたブレを軽減させるように意識して歩きましょう。
3:頭のポジションを意識して(骨格に正しくのせて)体幹から動きましょう。
ブレのある歩き方が与える影響力は大きいけれど、身体の動きの違いは、ほんの小さなものです。意識次第で簡単にブレる「癖」を「綺麗な歩き方」に上書きしていくことが可能です。気になる人は、さっそく実践してくださいね。マハロ~。
- 執筆者:
- OK和男