お正月から始める、新年ダイエット習慣。お手軽代謝アップ運動
今回は、お正月からゆっくり始める、代謝アップ習慣をご紹介いたします。
お正月こそ、ダイエットができる
忘年会、寝正月、新年会・・・。年末年始は食べる機会が多く、運動機会が減るので太りやすいというのが定説となっていますが、そんなことはありません。正月に食べる和食は脂質が少なく、食べ過ぎなければ健康バランスにいい食材がそろっています。
ゆっくりと過ごすこと自体は胃腸の消化に良く、それに初詣や七福神めぐりなど、普段にない歩く機会も作れます。時間が取れるので、ダイエット習慣を始めるのに心身の余裕もあるでしょう。
それでは、日常に無理なく取り入れられる、代謝アップ運動を行ってみましょう。
肩甲骨を動かすと、代謝が上がる
肩甲骨、首、肋骨まわりには、褐色脂肪細胞という、刺激をすると脂肪燃焼を促す細胞が集まっています。そのため、肩甲骨や体側周りを動かし刺激する運動が、効率よく脂肪を燃焼させるのに適しています。
体側伸ばし
まずは体側・肋骨の周りを伸ばし刺激しましょう。両手を組んで上に持ち上げ、息を吸います。吐きながら右へ体を倒し、吸いながら戻ります。吐きながら左へ倒し、吸いながら元に戻ります。
両腕を上げるだけですでに肋骨周りが伸び刺激され、さらに左右に身体を倒すことで刺激されていきます。体が内側からポカポカと温かくなることでしょう。
肘回し
両手の手先を肩に触れ、両肘で大きく円を描きます。肋骨はもちろんのこと、肩甲骨が大きく動き、脂肪を燃焼しやすくするスイッチが入ります。
両肘が前で着くくらいのイメージ、両肘が頭より高く上がるくらいのイメージ、後ろで肩甲骨を寄せるイメージを持って。
また、両肘を交互に天井に向けるくらい大きく身体を倒す動きをするのも、肋骨周りのストレッチ・代謝アップができます。
足首回し
足首を大きくたくさん回すのも、代謝のアップ、むくみ解消、引き締め、体温アップ、免疫アップに役立ちます。100回でも200回でも、慣れてきたら動かすことができます。お風呂の中でも、デスクワーク中でも、いつでもどこでも行いやすい運動です。
手足の三里のツボ
手足にある三里と言うツボは、胃腸の働きを良くし、ストレスを解消する万能のツボです。
両肘を曲げた時にできる、ひじ内側のしわに手を添え、そこから手の指3つ分程度手先の方向へずらして、前腕の骨に向かって押していきます。
足の三里は、両手指Lを字にして膝小僧の外側に置いた時に、中指が当たる部分になります。手の三里と同じく、自律神経の働きを整え、胃腸をすっきりさせます。
おわりに
いかがでしたか?肩甲骨、肋骨、足首周りを大きく動かすことができたでしょうか。
マイペースでゆっくりいくらでもできる正月休みだからこそ、初めて気軽にどこでも繰り返して習慣になるといいですね。
- 執筆者:
- 美宅 玲子