むくみやたるみがちな内腿周りをスッキリさせる「屈伸エクササイズ」でシュッと足 むくみやたるみがちな内腿周りをスッキリさせる「屈伸エクササイズ」でシュッと足
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たるんだ内腿をスッキリ!「屈伸エクササイズ」でシュッとした美脚に

「マナヨガ」代表。ヨガ、整体、リフレクソロジー、体幹トレーニング、ストレッチメソッド等、専門家の下で学びながら実践し研究を続け、オリジナルのマナメソッドを発案。ヨガと調和させた形でレッスンを行い、心と…
2017年12月15日
細すぎて不健康そうな脚になるのは嫌。女性らしい柔らかさと丸みがある太ももラインに憧れませんか?けれどもブヨブヨと内腿のお肉が擦れたり、パン!と張ったごつい太ももは嫌!

適度な柔らかそうな質感を感じさせる女性らしい太ももには、内腿ケアが必須。簡単にできる屈伸エクササイズで今すぐ太ももケアをしましょう。

太ももが太いのは、筋肉太りかも?

太ももを細くしたくて、エクササイズに励みすぎていると、いつの間にかより太ももがごつくなることがあります。

また、ヒップアップスクワットをしていたおかげで、お尻は引きあがったけれど、太ももの前側が張り出したようにたくましくなってしまった・・・なんて失敗ケースもたまに見かけます。そんな私も、ヨガインストラクターになる前は、太ももの張りや内腿のぷるぷるした贅肉に悩んだことがありました。

脚やせは、難しい印象がありますよね。それはもしかしたら、脚を細くしたくてエクササイズをやり過ぎているのかもしれません。

スクワット
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重心が下がった体は下半身の負担が大きくなる

脚は、立つ、歩くだけでも大きな負担がかかっています。腹筋や背筋、体幹となる部分がしっかりと機能している人は、バランスよく体を使いながら「立つ」「歩く」ができているので、体幹部分で体を支えたれて、脚だけに負担をかけることなくいられます。

しかし、姿勢の悪さや、体幹の筋肉が萎えていると、重心がどんと下に下がり、歩く、立つの動作をするたびに、脚だけに負担がかかりやすくなってしまいます。

これでは脚のお仕事量が多すぎて、何もしていないのに脚が太い・・・。なんて状況になってしまいます。その上脚のエクササイズで筋肉を鍛えれば、鍛えすぎで太くなってしまっている理由も想像できますよね。

また上半身の重みがのしかかった脚は、股関節周りの動きも悪く、むくみがち。筋肉でも太くなる、むくみでも太くなるその脚に、負荷のかかるエクササイズをするのではなく、負担の少ないケアエクササイズをしてあげることが大切です。

下半身の負担
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内腿スッキリケアエクササイズ

内腿のぷるぷるをスッキリさせるエクササイズ

(1)両足先を外側に開いて、両かかとをそろえます。バレリーナの立ち姿勢のイメージです。

(2)両膝を軽く曲げ、前屈します。両手を床につきましょう(両手が床につくところまで膝を曲げてOKです)。

(3)両膝をさらに曲げます。かかとは揃えたままにしましょう。

内腿スッキリケアエクササイズ
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(4)両手は床についたまま、両足の膝をできる範囲で伸ばしていきます。

(5)床から手が離れないように注意しましょう。

(6)曲げた両膝を伸ばすときに、太ももの内側の刺激が感じられるように、動きはゆっくりと行います。

(7)伸ばしたら、再び膝を曲げて緩めます。

(8)同じように、屈伸を20回ほど続けましょう。

内腿スッキリケアエクササイズ
画像出典: 美LAB.

焦らずゆっくりと行うのがポイント

一つ一つの動きをゆっくりと行うように注意してくださいね。動きが単純なものは、慣れてくるとついつい動きを早くしてしまい、量をこなすことに効果があるように思いがちです。このエクササイズに関しては、量をこなしても、しっかりと屈伸ができていなければ効果がありません。

ゆっくりした動きで、内腿の刺激が伸びたり縮んだりするのを実感できれば、10回でもいいくらいです。脚回りの柔軟性によって、やりにくかったり辛かったりするかもしれませんが、脚の柔軟性は骨盤の位置を整えたり、姿勢を改善するためにも大切です。

まずはできる回数から。痛いと感じるところまでは無理することなく、気持ちいと感じる範囲で行ってみましょう。ほぐれてくる頃には、内腿のむくみをスッキリしてくるでしょう。

執筆者:
yuuka