超簡単でおもしろい♪末端の冷え解消「毛管運動」とは
「運動」と聞いて尻込みしたあなたも、あと1分読み進めれば、その簡単さに拍子抜けするかも知れません。今回は、毛細血管の血流を上げる「毛管運動」について、ご案内致します。
体の末端に巡る血管~毛細血管
全身を巡っている血管は、まるで木の幹と枝のように、中心部を通る血管と、枝分かれをして体の隅々に張り巡らされる毛細血管とがあります。手先足先が冷えるのは、末端の血管・毛細血管の巡りが悪くなっている証拠です。
毛細血管は新生する!消失する!
毛細血管は道路と同じで、車(血液)がよく通れば流れやすく、新たなバイパスもできることがあります。一方車(血液)がほとんど通らなければ(血流が悪い、冷え)寂れていき、消失することもあります。
運動不足、呼吸の浅さ、ストレスによる交感神経優位などで末端の巡りが悪い状態が続くと、さらに道が減って流れが悪くなるという悪循環が生まれるのです。
毛細血管の血流を上げる「毛管運動」
または、手足の指を全て広げて伸ばし、力を入れるのも、末端の血流が変わります。立って、10本の足指を「熊手」のようにして床を押す力を加えるのも、足先が温まり色が変わります。
朝起きた時や夜寝る前に
毛管運動は、仰向けになるので、朝起きた時や夜寝る前に行いやすいでしょう。
朝起きた時なら、一日の活動をしやすくする体温・代謝を上げてくれますし、夜寝る前なら、末端が温まるとリラックスして眠りにつきやすくなります。ぜひ、お試し下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子