太もも前側が張ってる人必見!痛みをやわらげる「ながらストレッチ」
太ももの前側が張ってる原因
反り腰
立つとき・歩くときに骨盤が前傾している反り腰タイプの方は、膝裏が緊張して太ももの前側に負担をかける姿勢になりがち。
横から見ると太ももの前側が張り出し、膝裏が反るように伸ばしすぎている姿勢が見受けられます。
この姿勢でいると太ももの前側ばかりの負担が増え、太ももの裏側が緩みっぱなしになり、たれ尻やセルライトの原因にもつながります。
太ももを酷使している
長時間の立ち仕事や筋トレで脚を酷使したときも、太ももの前側の張り・痛みの原因につながります。
太ももの筋肉は大きいので、酷使すると負荷がかかりやすく痛みや筋肉痛が生じやすい箇所です。
太ももの前側が張ってる場合の症状
硬くなる
太ももの前側ばかり負担が増えると、太ももの裏側にセルライトがたまったり、硬くなったりと前後のバランスが悪くなります。
太ももの裏側は、前屈など身体が硬い人でも比較的簡単にストレッチができる場所です。座って行う前屈がつらい場合は、立った状態で行うなどの代替方法が幾つかあるからです。
ストレッチをすると痛みを感じる
太ももの前側のストレッチは身体が硬い人にはなかなか難易度が高く、痛みを感じやすい部分です。
特に太ももの前側の張りが強い場合はストレッチをすると痛みを伴ったり、肘をつき上半身を支えても、首の筋力が弱いと首まわりが苦しくなるケースが見られます。
太もも前側の張りを解消するストレッチ
自分の体重を利用しながら、簡単に挑戦できる太もも前側の張りを解消するストレッチをご紹介していきます。
痛みを感じる状態で維持する必要がなく、コントロールがしやすいのでぜひ隙間時間に試してみてください。
STEP1:両膝を曲げて左足は外側・右足はお尻側へ
両膝を曲げて左足は外側へ倒し、足先を会陰に近づけます。右足は足先をお尻側へ持っていきましょう。
STEP2:右手で右足先を掴む
左手は身体を支えられる位置の床に下ろし、右手で右足先を掴みます。右膝を後方へ引き、太ももの前側がある程度伸びる位置を探しましょう。
STEP3:右足を掴んだまま、上半身を左方向へ捻る
右足を掴んだまま、上半身を左方向へ捻っていきましょう。捻ることによって右太もも、右のお腹の横がストレッチされます。
上半身を左方向へ少し倒しながら重心を変えて、ストレッチの強度を調節しましょう。このとき、お腹と胸を伸ばすように意識すると上手くいきます。
十分にストレッチできたら、反対側も同様に行いましょう。
太もも前側の張りを解消するストレッチの注意点
今回ご紹介したストレッチは、強い刺激で伸ばす必要はありません。痛いと感じるところで我慢をすると、身体が緊張して逆効果になってしまいます。
気持ち良さを感じられる位置でじっくりとマイペースにストレッチをしていくと、少しずつ緩んでいきます。
太ももの前側の張りを解消しよう
張りやすい太もも前側のストレッチは、日課にすることをおすすめします。姿勢がすっと伸びるようになったり、歩く時に疲れにくくなったりと、続けていくと嬉しい変化を感じられるでしょう。
- 執筆者:
- yuuka