体脂肪のつきにくいカラダにしたい方必読!基礎代謝量を上げる有効な方法
そこで今回は、基礎代謝量を上げて体脂肪のつきにくいカラダにするエクササイズをご紹介・・・の前に、基礎代謝量を上げるのに有効なエクササイズと、その理由についてお伝えしておきたいと思います。
そもそも「基礎代謝」とは…
「基礎代謝」という言葉は広く知られていますが、では「基礎代謝とは何か?」と聞かれたら答えられますか?
基礎代謝とは、生命維持のために使われるエネルギーのことで、呼吸や血液の循環、細胞の新陳代謝、体温維持などで使われるエネルギーを言います。
1日の総消費エネルギーの内訳は、基礎代謝によるエネルギーが約60〜70%、活動(運動)によるものが約20〜30%、そして食事を摂ることで消費されるエネルギーである食事誘発性熱産生によるものが約10%と言われています。
このうち、基礎代謝によるエネルギーが占める割合が大きく、基礎代謝量を増やすことは1日の総消費エネルギー量につながることから、基礎代謝量を上げると体脂肪のつきにくいカラダになると言われているのです。
「筋肉量を増やしても基礎代謝量はアップしない」は本当??
基礎代謝によるエネルギー消費量は、肝臓、脳、そして筋肉の3つが半分以上を占めると言われています。この中で増量可能なのは筋肉なので、基礎代謝量を上げるには筋肉量を増やす必要があると考えられていました。
しかし、筋肉1kgあたり基礎代謝は13kcal/日と言われており、仮に筋肉を3kg増やしたとしても39kcal/日しか増えないことになります。
このように書くと、基礎代謝量を増やすのに筋トレは無意味では…と思われてしまいますが、実はそうではありません!筋肉の働きに着目すると、筋肉には「運動を起こすこと」以外に「体熱の産生」という働きがあるのです。
実際、体温が1度上がると基礎代謝は13%アップすると言われています。したがって筋トレを行うことで筋肉量が増えるだけでなく、体熱産生能力が高まり、それにより体温が上がる結果、基礎代謝量を増やすことができると考えられます。
「基礎代謝量を上げるのに有効なエクササイズ」とは・・・
以上のことから、「基礎代謝量を上げるエクササイズとして有効なのは、筋トレ」と言うことができます。
しかし、ただ闇雲に筋トレを行っても基礎代謝量アップの効果はできません!「基礎代謝量を上げるための筋トレのルール」というものががあります。
それでは次回は、基礎代謝量を上げて体脂肪をつきにくいカラダにするための筋トレのルールを踏まえた上で、実際にエクササイズを行ってみましょう!
- 執筆者:
- 町田 晋一