サビない身体を作って美しさを保つ サビない身体を作って美しさを保つ
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老化にブレーキ。「サビない身体」をつくる食材

「モデル・ビューティーフード研究家」として、体の中からキレイになれる食を追求し、セミナーや各種講演・プロデュース商品などを手がける。マクロビオティックベジタリアン・VEGANなお店を全国~海外規模で開…
2017年11月29日
こんにちは。ビューティーフード研究家の室谷真由美です。前回はスィーツの選び方で、「糖化」や「AGFs」についてご説明しました。今回は身体の「サビ」についてお話いたします。

身体がサビるとは?

「サビ」は「酸化」しているということ。サビを作り出している原因のひとつは「活性酸素」です。

活性酸素が発生する原因は、ストレス、紫外線、タバコ、農薬、添加物など、日常で避けられないものがたくさんあります。

ですから、毎日の食で、できるだけ活性酸素を除去してくれるものを取り入れていくことが大切になります。

たばこ
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ファイトケミカルを毎日取り入れよう

年齢と共に、身体の「酸化」は避けられませんが、抗酸化力のある食べ物を摂取することで、軽減していく効果が期待できます。それには、植物の持つ抗酸化成分である「ファイトケミカル」が有効です。

ファイトケミカルとは、植物が強い紫外線や害虫から身を守るために自ら作り出しているもの。ですから、私たちもファイトケミカルを含む食べ物を取り入れることで、サビない身体づくりをしていくことができます。

彩りの美しさは身体の美しさを作る

ファイトケミカルは野菜やフルーツ、豆類に豊富に含まれ、その種類は1万以上ともいわれています。代表的なのはポリフェノールやリコピンなどでしょうか。

どういったものをバランスよく取り入れたらいいかわからない時は、お野菜の色でカラフルに取り入れてみましょう。トマト、ブロッコリー、人参、大根、ごぼう、大豆、ごまなどなど、食卓がカラフルなレインボーフードになれば、自然とファイトケミカルもバランスよく摂取できます。

トマトなどの野菜
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見た目を作るのは食べ物の見た目がそのまま反映されてきますので、できるだけ彩り豊かにメニューを考えるとサビない身体づくりをすることができますよ。

執筆者:
室谷 真由美