ズバリ!何回がいい?スクワットの回数 ズバリ!何回がいい?スクワットの回数
画像出典: fotolia

ズバリ!「スクワット」は何回やればいい?

25年のキャリアを持つ美と健康づくり指導者。外資系ホテルトレーナーを経て独立。成人~後期高齢者に至るまで幅広く対応。エビデンスに基づく情報提供と、現場経験で培った指導スキルを持つ。コンセプトは健康寿命…
2017年10月23日
スクワットアドバイザーの小川りょうです。スクワットを何回もやっていたら膝を痛めた。毎日頑張っていたけど続かなかった・・・せっかくスクワットに興味を持っていただいたのに残念な限りです。

それってもしかしたら設定回数に問題ありかも?回数に関しては誤った認識も多く、また、強いこだわりは禁物!きちんと理解しましょう。そして、最後にプロオススメのスクワット回数についてズバリお答えします。

「回数の多さ=効果」ではない

回数に関しての大きな誤解。それは多ければ多いほど良いというもの、これは間違いです。

スクワットに限らず一般的なトレーニングにおいても、回数以外に、負荷、スピード、時間、セット数、頻度というように、効果は回数だけで決定されません。つまり、回数が多ければ効果的!ということではありません。

「回数の多さ=効果」ではない
画像出典: fotolia

回数にこだわり過ぎると・・・

50回、100回と高回数にこだわるあまり、できなかった途端ぱったりとやめてしまう。最初は頑張れても次第にストレスとなり、結局モチベーションが保てなくなります

また、回数消化ばかりに必死になってフォームが崩れたりと、怪我や事故の元にもなりかねません。肝心のフォームがおろそかになっては元も子もありません。

ズバリ何回?オススメ回数

オススメの1セット回数は15回です。これを1から3セット行います。

スクワット
画像出典: fotolia

自重は比較的過大な負荷がかかりにくく怪我をしにくい為、多少回数を増やしても構いませんが、多くても1セット20回です。それ以上であれば、2セットに分けてインターバルをおいてから行いましょう。

※あくまで健康寿命延伸、一般的な健康・美容目的のスクワットにおいて、老若男女、初心者・経験者が実施・継続可能な設定としました。

執筆者:
小川 りょう