もっと意識してみて!健康・美容のために「内臓を温める」3つの方法
今回は健康にも美容にも共通する、内臓を温めるために気をつける3つのことをご紹介します。
■内臓が冷える原因とは?
エアコンなどが効いた部屋で過ごしたり、冷たい飲み物や食べ物によって、運動不足やストレス、自律神経の乱れによって血液循環が悪くなり、体の部分が冷えたり、内臓から冷えるなどあらゆる「体の冷え」につながることも。
体の中心にある内臓が冷えてしまうと血液循環が悪くなり、様々な機能が低下したり、代謝量が落ちることでダイエットがうまくいかない、抵抗力が弱くなり風邪をひきやすい、肌荒れなどの肌トラブルを引き起こすなど、いわゆる不調が起こりやすくなります。
■内臓を冷やさないために気をつけること
(1)食生活
内臓を直接冷やさないために直結するのが「食生活」です。冷たい飲み物や食べ物を空腹時に食べたり、寝る前に食べたり、たくさん摂取することで内臓を直接冷やす原因となりますよね。
意識して取り入れるべき食材は「冬野菜」や「根菜類」。これらの食材は体を温める効果があるので、具沢山のお味噌汁や豚汁、生姜を入れたスープにするなど、温かいおかずに調理して取り入れるようにしましょう。
空腹時にいきなり糖質を摂取すると、血糖値が上がりやすくなり大量のインスリンが必要になり、膵臓に負担がかかる可能性がありますので、血糖値を急激に上げない食事の取り方を意識しましょう。
1.汁物やお野菜やおかずの汁物や副菜
2.お肉やお魚などの主菜やたんぱく質
3.米や麺類、パン類などの主食
この順番を習慣づけるようにしましょう!
(2)温める
「体が冷えているなあ‥」「手先や足先が冷たいなあ‥」「冷たいものを摂りすぎたなあ‥」と思ったら、体を温めるようにしましょう。
日頃から、「平熱が35度台など低体温」「手足がむくみやすい」「肩こりがひどい」「顔色が悪い、血色が悪い」「腰回りやお尻、下腹が冷たい」「寝つきや寝起きが悪い」「疲れやすい、だるい」「風邪をひきやすい」といった症状がたくさん当てはまる場合は、内臓から冷えている場合もあります。
内臓を冷やし続けると、「血流の低下」「免疫力の低下」「基礎代謝の低下」「消化機能の低下」「肝機能の低下」などにつながる可能性があります。
日頃からシャワーだけで済まさずに、ゆっくりと湯船に浸かって体を温めたり、マッサージやストレッチをおこない手先や足先などの末端をしっかり温めたり、首や手首、足首を冷やさないようにしましょう。
(3)運動
食事や温めることと同じように意識すべきことは運動です。健康のためには体を動かし、筋肉を使うことも意識すべきポイントです。
ストレッチやヨガ、ウォーキングなどハードな運動でなくても構いません。日常生活の中で歩ける距離は歩くようにしたり、エレベーターではなく階段を使うようにしたり、ちょっとした運動を習慣づけるようにしましょう。
体や内臓が冷えてしまうことで免疫力などが低下するだけではなく、様々な体調不良の原因の1つにもつながります。
「体が冷えているなあ」「内臓が冷えているなあ」と言ったサインを見落とさずに、健康や美容のためにも体を冷やさない3つのことを意識してみてくださいね。
- 執筆者:
- 寒川あゆみ