指を動かす意外な効果とは!?どこでもできる「指ヨガ」5つ
しかし、手の限られた部分だけを決まった使い方で動かすため、パソコンやスマホタッチなどで、手が疲れたり腱鞘炎(けんしょうえん)になったりする方はいませんか?今回は、手をバランスよく使い、美容や健康に意外な効果をあげる方法をご紹介致します。
手指を動きやすくすると
両手の指先を合わせて、親指だけを離して互いの周りをクルクルと回します。親指の動きやすさは、脳の言語を司る部分と関係があり、言葉を操りやすくします。
次に、人差し指でも同様に行います。人差し指の動きやすさは、五感や想像力、イメージを司る部分と関係があり、活性化します。
中指でも同様に行います。中指の動きやすさは、感情を司る部分と関係があり、活性化します。
薬指でも同様に行います。薬指の動きやすさは、自律神経と関係があり、内臓の働きを活性化します。
小指でも同様に行います。小指の動きやすさは、運動神経と関係があり、手足の動きを活性化します。
水かきマッサージ
両手の親指と人差し指の間の水かき同士を押し当てるようにしてほぐします。向きを変えて反対側でも同様に行います。
同様にして、全ての指の間で行います。水かきの部分は、ホルモンバランスを整えるツボです。
爪もみ
合谷(ごうこく)のツボ
手の親指と人差し指の骨の合わさる谷の部分を、人差し指の骨に向かって、反対の手の親指で押します。このツボは万能で、頭痛や腹痛などの痛みを和らげ、ストレスを解消し、風邪を予防する効果が期待できるといわれます。
指を押し合う呼吸
左右の手の指同士をくっつけて、深呼吸をします。手指と手の平のじんわりとした温かみを感じます。
まず、親指同士を指先の色が変わらない程度に押し合いながら、呼吸をします。親指の意識刺激は、頭・顔の血行を良くします。
次に、人差し指同士を指先の色が変わらない程度に押し合いながら、呼吸をします。人差し指の意識刺激は、肩から腕胸周りの血行を良くしてほぐします。
中指でも同様に行います。中指の意識刺激は、背骨周りから胃腸の働きを整え、血行を良くします。
薬指でも同様に行います。薬指の意識刺激は、腰・骨盤周りの血行を良くします。便秘の解消、腰痛などに。
小指でも同様に行います。小指の意識刺激は、足腰の血行を良くします。
最後に、5本の指同士を指先の色が変わらない程度に押し合いながら呼吸を深めます。
おわりに
いかがでしたか?手が疲れた時にはもちろんのこと、美容や健康のためにも、手指を意識して使ってみてはいかがでしょうか。
- 執筆者:
- 美宅 玲子