後ろ姿に自信!くびれを強調する背中の作り方 後ろ姿に自信!くびれを強調する背中の作り方
画像出典: fotolia

後ろ姿に自信!くびれを強調する背中のつくり方

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2017年08月22日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。自分で鏡を見る時は、無意識に笑顔を作ったり、姿勢を良くしたり、細く見える角度から見ていたりして気づかないものですが、自分では見えない何気ない後ろ姿は、どうなっているか意識したことはありますか?丸い背中や首が前に出ている姿勢は、老けて見えますね。今回は、老けた後ろ姿を卒業し、くびれがはっきりする背中の作り方を紹介します。

胸を張らない、腰を反らせない

「いい姿勢にしよう」と思うと、腰を反らせたり胸を張ったりするイメージがあるかもしれません。

しかし、私達の背骨には自然なS字カーブがあり、そのカーブを保っている時に一番効率良く動けたり、ケガをしない姿勢を作れたりします。

自然なカーブ以上に反ったり丸めたりすると、腰を痛めたり、疲労がたまって凝ったりすることがあります

胸を張らない、腰を反らせない
画像出典: 美LAB.

背中の筋肉は逆三角形~意識の仕方~

後ろ姿を決める背中の筋肉は、男性でも女性でも、逆三角形を形作っています。つまり、背中の筋肉を意識すると、ウエストのくびれが強調されます

猫背の状態は、背中の筋肉が弱まっているか、前に引っ張られて張っています。背中の筋肉のテンションが正常でないということです。そこで、ウエストのくびれを強調する、背中の筋肉を使う意識を練習し、テンションを正常にしてみましょう。

・広背筋・・・両わきから骨盤(仙骨)の方向へ走っている筋肉です。
両わきをほんのり仙骨の方向へ近づける意識を持ってみましょう。腰は反らせません。

・僧帽筋下部・菱形筋・・・肩甲骨から背骨の下の方へ向かって走っている筋肉です。
肩甲骨を背骨の下の方へ、ほんのり近づける意識を持ってみましょう。胸を張るのではありません。

背中の筋肉のテンションが適度に作られて、背骨の自然なS字カーブを取り戻せます。腹筋が弱いとお腹が出てしまうので、お腹を薄くおへそを縦に伸ばすイメージも持ってみましょう。おへそを縦に伸ばすと、ウエストのくびれができやすくなります。

背中の筋肉は逆三角形~意識の仕方~
画像出典: 美LAB.

おわりに

いかがでしたか?普段意識しない後ろ姿・背中を意識するだけでも脂肪がつきにくくなり、筋肉が適度に使われて老廃物も流れ、美しい姿勢を保てるでしょう。
ぜひお試し下さい。

執筆者:
美宅 玲子