わきが硬いと顔がたるむ!?滞った老廃物を流す「わきマッサージ」
たるみやくすみは、リンパ液・老廃物の流れが体内で滞っていることで起こり得ます。わきを指で押してみて、張っている、痛い、硬いなどと感じる場合は要注意です。今回は、二の腕や顔のむくみやたるみを解消する方法をご紹介致します。
わきが硬い時の状態
わきを指で押してみて、張っている、痛い、硬いと感じる場合、リンパ節の張り、リンパ液の流れが滞っていることが考えられます。リンパ液は、二の腕や顔など、老廃物や免疫物質を流しているので、その流れが滞ると、細胞の外にリンパ液や老廃物があふれて、むくみやたるみができやすくなります。
リンパ管には、血管でいう心臓のようなポンプがないため、周りの筋肉を動かすことによってリンパ液を流しています。
ですから、スマホやパソコンを長時間するなど、動きがなく固まった姿勢を取ることが多い方は特に滞りが出やすく、たるみやむくみになりやすいと言えます。
わきをもんで、むくみ・たるみを解消
・右手の人指し指から小指までの四指を左の脇の下へ、右手の親指を鎖骨の下へ置きます。わきの前の筋肉をつかんでマッサージします。反対側も同様に行います。
デスクワークなどで硬くなりやすく、リンパの流れが滞る原因のひとつとなっているからです。猫背や肩こりの原因でもあります。
・左腕を挙げて、右手の親指を左わきの下へ、あとの四指を肩甲骨の後側へ置きます。わきの後側の筋肉をつかんでマッサージします。
わきに親指が当たるので、リンパの流れが滞り張っている場合は、痛いです。二の腕ともつながりが深く、老廃物を流してむくみ・たるみを予防します。腕が動きやすくなり、肩の痛みの予防にもなります。
おわりに
わきをもむことで、全身から流れ込む老廃物を濾し出す働きを高め、むくみからくる冷え・凝りも予防します。
最初は硬くて痛いかもしれませんが、徐々にめぐりが良くなって柔らかく温かく、ほぐれてくるのを実感できるでしょう。
- 執筆者:
- 美宅 玲子