リバウンド最大の原因は「感情」? リバウンド最大の原因は「感情」?
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ダイエット成功のために○○をなくす?リバウンドの最大原因を究明!

下半身痩せ専門パーソナルジム「Style A 芝公園」代表。執筆家。 10年以上トレーナーとしてのキャリアを築くなかで、最も要望が多く最も難しいとされる「下半身痩せ」を専門としたパーソナルジムを開業…
2017年08月22日
こんにちは。下半身痩せ専門パーソナルジムの飯沢芳明です!ダイエットは女性にとって最も気になるワードのひとつではないでしょうか?テレビや雑誌では毎日のように更新されるダイエット情報。これだけの情報があっても、リバウンドしてしまっては意味がありません。そこで今回は、ダイエットを成功に導くためリバウンド最大の原因を究明し、その解決策も同時にご紹介していきます。

リバウンドはこうして達成される

ダイエット経験者の誰もが「今日くらいはいいか」を経験したことがあるのではないでしょうか?これはダイエットに限らずあ、らゆる場面でやってくる誘惑です。実は、この「今日くらいはいいか」がリバウンド最大の原因なのです。

はじめはテンション高く始めたことなのに、なぜこのような誘惑が起こるのでしょうか?人間には「理性」と「本能」があります。普段は「理性」で抑えていた行動も「本能」が勝ってしまうと「今日くらいはいいか」が出てきます。

これを心理学用語でモラルライセンシングと言います。「本能」が顔を出すタイミングは、何か特別なことをやってのけた時です。

こんな経験はありませんか?ダイエット期間中に「今日は体重が0.5kgも減ってる♪」と喜び「毎日頑張ってるし、今日だけ自分にご褒美♪」。これが普段理性で抑えていた行動が本能に負けた瞬間です。

このモラルライセンシングをいかに起こさせないかが、ダイエット成功のポイントなのです。

リバウンドのイメージ
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感情を無くせばダイエットは成功する!

では、そんなモラルライセンシングを起こさない方法があるのでしょうか?理性が負けて本能が顔を出す瞬間は「感情」が動いた時です。感情が大きく動くと「今日は特別ご褒美♪」になってしまうのです。

例えば、普段の歯磨きを特別な感情で行っている人はいるでしょうか?「今日は綺麗に磨けたからご褒美♪」とはならないのです。

つまり、習慣になっているものには特別な感情を伴わないのです。ですから、ダイエットを習慣のレベルまで持っていければ、リバウンドするリスクをグッと下げることができるのです。

では、どのようにしたら習慣を身につけることができるのでしょうか?一般的にどんな小さな行動でも、習慣化するまで約2ヵ月かかるといわれています(諸説があります)。なので、あまり複雑すぎず、かつダイエットに直結するような習慣を持つ必要があります。

例えば、歯磨きの時はつま先立ちになる、食事の時は一口30回以上は噛んでみる、寝る前は必ず深呼吸を繰り返す、などのごく簡単なものを行ってみましょう♪

深呼吸のイメージ
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ダイエットを習慣にしよう♪

ダイエットが失敗に終わってしまう方の特徴は、一気にカラダを変えてやろう!とテンション高く意気込んでしまうことです。

前述の通り、感情はリバウンドをする原因のひとつです。一気に何かを変えよう!と意気込むより、日常のほんの少しの行動を改めてみることが、ダイエットを成功させる意外な近道かもしれません。ぜひ参考にしてくださいね♪

執筆者:
飯沢 芳明