筋肉太りを解消!ほっそり美脚に近づく「腸腰筋エクササイズ」
1:たくさん歩くと疲れるのはどこ?
まずは、たくさん歩いたときにどこが疲れるかをチェックしてみましょう。
【脚太になりやすい人がよく使っている部位】
・太ももの前側
・ふくらはぎ
当てはまりましたか?たくさん歩くと疲れるということは、そこの筋肉をたくさん使って歩いているということです。適度な筋肉はあったほうがいいですが、筋肉が発達しすぎると脚が太くなってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、腸腰筋(ちょうようきん)を鍛えて、前ももやふくらはぎにかかる負担を減らすとういう方法です!
2:腸腰筋ってどこ?
下腹辺りの深いところにある筋肉(インナーマッスル)です。大腰筋、小腰筋、腸骨筋をまとめて腸腰筋と言います。
腸腰筋は、骨盤を安定させたリ、足を付け根から持ち上げたりするときに必要な筋肉。つまり、歩いたり走ったりするときに欠かせない筋肉ということです。
どこかよく分からないな~という方は、太ももを持ち上げてみましょう。そのとき、下腹辺りの深いところの筋肉を使っている感じがしませんか?その辺りを鍛えたいわけです!
3:腸腰筋を鍛えるエクササイズ
まず、イスをご用意ください。
【ポイント】
・ふかふかのソファーなどではなく、硬いタイプのもの
・浅く腰掛けたときに、足裏がしっかり床につく高さのもの
(1) イスに浅く腰掛けましょう。姿勢を正して座ります。椅子の両サイドを手で掴みましょう。※左の画像参照。
(2) 両ひざを持ち上げましょう※右の画像参照。10秒を目安にキープします。
(3) (1)、(2)を1セットとして、1日3セットを目安に行いましょう。
※足を下げるときは、ストンと素早く動かさず、ゆっくり下げるようにしてください。より効果が高まります。
※慣れて楽にできるようになってきたら、キープする秒数やセット数を増やしてみてください。
おわりに
腸腰筋が鍛えられ体が安定すると、前ももやふくらはぎばかりに頼って歩いていた頃に比べ、脚にかかる負担が軽減されます。踏ん張るせいで発達しすぎていた脚の筋肉が徐々に小さくなり、ほっそり美脚に近づけるはず!
しばらくエクササイズを続けて、歩くとき自然に腸腰筋を使えるようになれば、歩くことそのものがエクササイズになります。だからエクササイズをずっと続けなくても大丈夫。でもちゃんと定着するまでは継続してみてくださいね。
足裏、足指、足首、深層部の腹筋、肩甲骨など、脚に負担を掛けずに歩くために鍛えたり、ほぐしたりするべきところは他にもいくつかあります。またの機会にご紹介しますね!
- 執筆者:
- 愛子