下腹、足腰の張り、O脚予防に!座ったままできる欲張りエクササイズ
内ももからお腹は、筋肉がつながっている
体の中心にあって、姿勢の軸を作るインナーマッスルは、ひとつスイッチを入れると全てのスイッチが入るように、つながっています。内ももから骨盤底を通ってお腹、背骨周りの筋肉がそうです。
ですから、どれかひとつの筋肉を使う意識を持つだけでも、連動して他の様々な場所の引き締めができる可能性があるのです。内ももの引き締めが、お腹の筋肉のスイッチを入れて、引き締めるというようにつながっています。
筋肉を鍛えると、反対側の筋肉がリラックスする
お腹を鍛えると、逆側にある背中や腰が緩みます。内ももを鍛えると、反対側にある外ももやお尻が緩みます。その原理を使えば、筋肉が張っている所を緩めリセットできるのです。
それでは実際に、筋肉のつながりを感じて、張り出す側と反対側の筋肉を鍛えてみましょう。たったひとつのポーズでたくさんの引き締め・リセットをすることができます。
お腹を凹ませ、足腰や背中の張りを取り、O脚を予防するエクササイズ
椅子に腰かけて、脚を閉じます。脚を閉じると、下腹にも力が入ります。下腹を凹ませて持ち上げるようにイメージしながら、両膝を床から持ち上げようとします。ももの力ではなく、内ももと骨盤周りの筋肉を使うのがポイントです。
最初は両手も座面に置いておくと、姿勢をまっすぐ保ちやすくやりやすいです。上の方の腹筋や肩はリラックスさせて、できれば下腹から内もものみの力で引き上げます。息を吐きながら持ち上げようとすることを、10回程度行ってみましょう。
内ももの筋肉を使うことで外ももの張りを取り、O脚を予防、下腹の筋肉を使うことで腰や背中の張りを取り、下腹を凹ませます。一石二鳥以上のエクササイズです。
おわりに
いかがでしたか?ポーズとしてはひとつのシンプルなものですが、いくつもの要素が含まれていて、正確に意識して行えば、たくさんの嬉しい効果を得ることができます。
ぜひ、お試し下さい。
- 執筆者:
- 美宅 玲子