下腹を凹ませ、足腰の張りを取り、O脚を予防する!座ったままエクササイズ 下腹を凹ませ、足腰の張りを取り、O脚を予防する!座ったままエクササイズ
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下腹、足腰の張り、O脚予防に!座ったままできる欲張りエクササイズ

中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生で…
2017年06月22日
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。薄着の季節になりました。ウエストや脚のラインが目立つので、気になる方もいるのではないでしょうか。今回は、何とO脚を防止し、ももの張りだしや腰の張りを予防しながらお腹を凹ませるという、欲張りなエクササイズをご紹介致します!

内ももからお腹は、筋肉がつながっている

体の中心にあって、姿勢の軸を作るインナーマッスルは、ひとつスイッチを入れると全てのスイッチが入るように、つながっています。内ももから骨盤底を通ってお腹、背骨周りの筋肉がそうです。

ですから、どれかひとつの筋肉を使う意識を持つだけでも、連動して他の様々な場所の引き締めができる可能性があるのです。内ももの引き締めが、お腹の筋肉のスイッチを入れて、引き締めるというようにつながっています。

筋肉を鍛えると、反対側の筋肉がリラックスする

お腹を鍛えると、逆側にある背中や腰が緩みます。内ももを鍛えると、反対側にある外ももやお尻が緩みます。その原理を使えば、筋肉が張っている所を緩めリセットできるのです。

それでは実際に、筋肉のつながりを感じて、張り出す側と反対側の筋肉を鍛えてみましょう。たったひとつのポーズでたくさんの引き締め・リセットをすることができます。

太もものイメージ
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お腹を凹ませ、足腰や背中の張りを取り、O脚を予防するエクササイズ

椅子に腰かけて、脚を閉じます。脚を閉じると、下腹にも力が入ります。下腹を凹ませて持ち上げるようにイメージしながら、両膝を床から持ち上げようとします。ももの力ではなく、内ももと骨盤周りの筋肉を使うのがポイントです。

最初は両手も座面に置いておくと、姿勢をまっすぐ保ちやすくやりやすいです。上の方の腹筋や肩はリラックスさせて、できれば下腹から内もものみの力で引き上げます。息を吐きながら持ち上げようとすることを、10回程度行ってみましょう。

お腹を凹ませ、足腰や背中の張りを取り、O脚を予防するエクササイズ
画像出典: 美LAB.

内ももの筋肉を使うことで外ももの張りを取り、O脚を予防、下腹の筋肉を使うことで腰や背中の張りを取り、下腹を凹ませます。一石二鳥以上のエクササイズです。

おわりに

いかがでしたか?ポーズとしてはひとつのシンプルなものですが、いくつもの要素が含まれていて、正確に意識して行えば、たくさんの嬉しい効果を得ることができます。
ぜひ、お試し下さい。

執筆者:
美宅 玲子