主食を抜いているのにどうしてやせないの!? その原因は・・・ 主食を抜いているのにどうしてやせないの!? その原因は・・・
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主食を抜いているのにどうしてやせないの!?その原因は・・・

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2017年05月17日
「ごはんやパン、パスタは太りやすいから」「糖質の摂りすぎは老化の元だから」と、過剰に糖質を制限していませんか?糖質は体内でエネルギーを生み出す成分。食べ過ぎれば体脂肪として蓄えられてしまうことは、言うまでもありません。しかし、過剰に制限してはむしろやせにくい、太りやすい体質を招いてしまう可能性があります。

糖質不足はリバウンドを招く!?

ボディラインを引き締めたり、エネルギーを消費したりする役割を果たしているのは「筋肉」です。そして糖質は、筋肉のはたらきのエネルギー源でもあります。そのため、糖質が不足するとスムーズに筋肉を動かすことができず、不足分のエネルギーを補うために、骨や筋肉が自らを削ることに。筋肉が衰えると同じ運動で消費するカロリーが減ってしまいます。

また、体幹の筋肉が減ると身体を支えたり、ボディラインを引き締めたりすることが難しくなります。

糖質を過剰に制限することは、自ら太りやすい、老けやすい体質を招く可能性があるということ。健康的で美しくやせるために「摂取をゼロにすべき」栄養素はありません。むしろバランスよく摂取することで体内のはたらきを活性化する方が、ずっと美しくやせることができるのです。

糖質を抜くダイエットのイメージ
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1食で食べるべき主食の量は?

もちろん、食べ過ぎてはカロリーオーバーになってしまいますから、全くなくすのではなく控えめに食べることが大切です。

目安は、毎食「握りこぶし1つぶん」程度の量。ごはんやパン、パスタやうどんなどの麺類といった主食は、手をじゃんけんの「グー」の形にした大きさ程度の量を目安に食べましょう。

お米のイメージ
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食べた方が、美しくなれる

ダイエットでは、ついつい食べることを削る方に意識を向けてしまいますよね。何かがかければ、どこかのはたらきが減退してしまいます。全身のはたらきを活性化するために、量を調節しながら様々な食品を「食べる」意識をつくりましょう。必要なものはしっかり食べて、引き締めるべく動くこと。これが美ボディづくりの基本です。

執筆者:
Nao Kiyota